戦力分析【横浜編・06終了】
セリーグ戦力分析、今回は6位の横浜ベイスターズ。2005年末のベイスターズの戦力を青で、現在の戦力を赤で表しています。純国産打線でスタートした今季だったが故障者に泣き、作り上げた自慢の投手陣も崩壊。4月下旬から負けが込み出し、昨年3位からまさかの最下位転落。球団の緊縮経営に泣かされた牛島監督が引責辞任。
【野手編】
チーム盗塁数が14増えた点を除き、すべての面で数字を下げた。4月から主軸・多村に平常化した故障発生。シーズン中の肋骨骨折もあり、わずか39試合の出場に終わった。それでも負担のかかる主砲・村田が過去最高の活躍。4番として、34発112打点の成績は15失策も目をつぶれる。期待の成長株である、4年目・吉村が打率.311、26発とブレイクし新人王候補。強肩で内外野を守る大活躍でチームに光を灯した。ベテラン・佐伯、種田が結果を残せず、内川、藤田ら若い世代への移行期に差し掛かりつつある。【投手編】
2段モーションからフォームを変えさせられた影響からか、200イニングを投げながら8勝に終わったエース・三浦。昨季10勝の土肥も不振を極め、3勝、防御率6点台に終わった。悪いなりに2年連続2ケタ勝利の門倉、それ以外はサッパリ。ペナントレースから早く脱落したこともあり、若手の起用で2年目・那須野、3年目・牛田、5年目・秦が台頭。リリーフ陣では「クワトロK」と呼ばれている、うち3投手が50試合以上と今季もフル回転したが、登板過多からかゲームを落とすことも多かった。
【1軍登録選手(投手12人、野手16人)】
| 投手 | ||||||
| 先発 | 三 浦 | 門 倉 | 吉 見 | 那須野 | 土 肥 | 牛 田 |
| 中継 | 加 藤 | 木 塚 | 川 村 | 山 北 | 秦 | |
| 抑え | クルーン | |||||
| 次点 | 高 宮 | ソニア | 三 橋 | 佐久本 | 山 口 | ベバリン |
| 野手 | ||||||
| 捕手 | 相 川 | 鶴 岡 | 小田嶋 | |||
| 内野 | 佐 伯 | 内 川 | 村 田 | 石井琢 | 種 田 | 藤 田 |
| 木 村 | ||||||
| 外野 | 金 城 | 吉 村 | 小 池 | 古 木 | 鈴木尚 | 多 村 |
| 次点 | 新 沼 | 北 川 | 野 中 | 河 野 | 田中充 | 西 崎 |
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セリーグ戦力分析、今回は5位の広島東洋カープ。2005年末のカープの戦力を青で、現在の戦力を赤で表しています。ブラウン新監督が「2番・前田」のサプライズを開幕当初に見せたが、極度のスランプに陥ったため、元通りの布陣に。今年は赤ヘル打線の破壊力が落ち、開幕戦で中日に勝利して以来、貯金生活を送ることはできなかった。
緒方、前田の1,2番でスタートしたが、14試合であっさり崩れた。それでも東出が4年ぶりの活躍。トップバッターとして一時は打率3割を超え、初のオールスター出場となった。期待のルーキー・梵も5月から当たり出し、好守、巧打で東出と二遊間を固め、チームを引っ張った。中軸の4人は20発以上、得点圏打率も3割を超えたが、栗原が夏場から離脱し、チームが失速。総得点はリーグ最下位に終わった。守備の光る6年目・廣瀬が終盤台頭し、3年ぶりにチーム失策数が100を切ったのも上昇の兆し。
セリーグ戦力分析、今回は4位の読売ジャイアンツ。2005年末のジャイアンツの戦力を青で、現在の戦力を赤で表しています。3年ぶりに復帰した原監督。長年の課題であった若手起用もはまり、18勝6敗と開幕ダッシュに成功したが、相次ぐ主力の離脱に伴い大ブレーキ。6月以降、8連敗以上を3度も記録し、貯金14から一気に借金13まで転落した。
開幕は小坂(ロッテ)が2番、矢野も大活躍し打線が活発化したが、マークされ急落。交流戦で小久保、高橋由、阿部、矢野が故障し主柱を失った打線は主砲・李(41HR)の一発頼みの打線になった。シーズン途中で小関、木村拓、アリアスなどの緊急補強もあったが、チームは打率最下位。ベテラン仁志、清水も低調に終わった。後半、脇谷・鈴木を1,2番に指名し盗塁数は増えたが、来季にスモールベースボールの実現につながるか。全試合出場も二岡のみで故障率も高く、控え選手の強化も課題。
セリーグ戦力分析、今回は3位の東京ヤクルトスワローズ。2005年末のスワローズの戦力を青で、現在の戦力を赤で表しています。古田新監督による攻撃的野球が展開され、3外国人野手を先頭にリーグトップの破壊力。交流戦2位(12球団中)と勢いに乗りながら、相次ぐ主力の故障に泣かされ、例年のように勝率5割付近をたどったのは残念。
交流戦のチーム打率が3割を超えるなど打線が活発化し、攻撃力あふれるオーダーになった。昨年200安打を放った青木が盗塁王、勝負強さも兼ね備えリードオフマンを1年間守った。リグスの39発も予想以上、犠打ゼロとあわせ「最強の2番」といわしめた。名手・宮本、大砲・ラロッカの故障があったものの、2年目・田中浩が台頭。後半戦、下位打線の軸になった。懸念された「ポスト古田」探しも、7年目・米野が強肩を持ち味に正捕手を守り続けた。チームの課題はリーグワーストの100失策を数えたディフェンス面の改善か。
セリーグ戦力分析、続いて2位の阪神タイガース。2005年末のタイガースの戦力を青で、現在の戦力を赤で表しています。得点源・今岡の不調&故障により1人で-118打点、5番不在による金本の孤立。リーグ優勝に貢献したJFKも全員が故障し、苦しいシーズンとなった。それでもペナント終盤、23勝4敗と驚異的な戦いを残した姿、来年に期待したい。
今岡が序盤から不振が続き、スタメン落ち。さらに交流戦で故障しシーズンを棒に振った。前を打つ金本も指の故障と敬遠続きで思うように機能せず、リーグ新の19残塁を記録する拙攻続き。それでも、後半戦は本領発揮。夏場から復調した関本、濱中に勝負強さが戻り、得点源となった。もうひとつの誤算は赤星の失速。足の故障から盗塁数が激減し、バッティングにも影響。終盤は引っ張ることもできず、機動力が使えなかった。3年目・鳥谷の21失策がネックだが、コンスタントに3割付近をたどり、15HRと計算できるようになったのは大きい。
セリーグ戦力分析は1位の中日ドラゴンズから。2005年末のドラゴンズの戦力を青で、現在の戦力を赤で表しています。昨年つまずいた交流戦で踏みとどまり、自力を発揮しての2年ぶりのリーグ優勝。貯金30ながらペナント終盤、タイガースの猛追を受けるが、次の塁、次の1点を狙う意欲が違った。52年ぶりの日本一への挑戦権を再び得て、オレ竜野球の集大成となるか。
故障で開幕に間に合わなかった森野が復帰後ブレイク。内外野かかわらず積極的な守備に加え、持ち前の勝負強さで一時離脱した荒木、福留の穴を救い、後半戦はサードのレギュラーを勝ち取った。主力がそろった後半戦は攻撃力も強化し、不調だった荒木、井上も打率3割に乗せた。貧打ながら守り勝つイメージから、福留(3割5分、30HR)、ウッズ(3割、47HR)の破壊力がパワーアップし、リーグ1位のチーム打率。これまで勝負弱いとされたウッズが144打点(得点圏打率.305)と主軸の働きを十分に果たしたことが大きい。
パリーグPO直前、戦力分析は3位通過の福岡ソフトバンクホークス。2005年末のホークスの戦力を青で、現在の戦力を赤で表しています。城島がメジャーに行き、投打ともに苦しんだ序盤戦。そして7月の王監督の長期休養
で動揺したチームを森脇監督代行がまとめあげた。シーズン最後の6連敗が残念だが、終盤まで優勝戦線に残り続けた。
長打力のあった城島が抜け、100点ほど得点力が激減。ズレータが29本を放つも、主砲・松中もひざ、でん部の故障からか19本と伸び悩むシーズンとなった。3番打者も固定できず、終盤は打撃好調だった田上、柴原の併用。それでも大村、川﨑の機動力野球は健在していることもあり、つながりだすとやはり手強い打線。捕手も味方の先発投手によって、山崎と的場を主に併用し迫力に欠けた点は否めない。今季は若手の起用も目だったが、サブの選手層が薄い印象を受けた。
パリーグPO直前、戦力分析は2位通過の西武ライオンズ。2005年末のライオンズの戦力を青で、現在の戦力を赤で表しています。混戦のなか首位を長く守り続けながら、残り2試合で首位陥落。わずか1差で涙をのんだ。終盤、中島、片岡ら主力選手の故障離脱もあり、戦力ダウンも否めないが、なにせ若いチーム。プレッシャーからくる硬さも出たか。
今年は機動力野球が復活。開幕直前、広島から福地をトレードで獲得すると、見事に開花。持ち前の快足で25盗塁を残しながら、.289と打撃面でも結果を残しレギュラーを獲った。成長株は2年目・セカンド片岡。チームトップの28盗塁、33犠打と走・攻・守で2番打者の仕事を果たした。中軸の破壊力はついにホークスを上回り、サブに座る石井義、高木浩も高打率を残し、スタンバイ十分。巨人を退団し再起をかけた江藤もペナント終盤で仕事を果たし、存在感を見せた。春先に大ブレイクしたG.G.佐藤もプレーオフに間に合ったか。
パリーグPO直前、戦力分析は1位通過の日本ハムファイターズから。2005年末のファイターズの戦力を青で、現在の戦力を赤で表しています。4月にSHINJOの引退宣言もあり、前半は5割付近で停滞。それでも夏場の11連勝、終盤の猛追で首位戦線に滑り込み。最終戦で1位通過を決め、25年ぶりのリーグ優勝に向けアドバンテージを得た。
森本がトップバッターに定着し、リーグ得点王。持ち前のムードメーカーと合わせ、実力ともにSHINJOの後継者にまで成長。打線もリーグ最下位に終わった昨年のチーム打率から一転、小笠原(32本塁打、100打点の2冠)、セギノール、稲葉の中軸が長打力を取り戻し破壊力も備わった。成長株はセカンドの田中賢。打率3割に乗せ、リーグトップの34犠打、21盗塁は、まさに2番の仕事。守備面でも球際の強さが光りだし、木元との競争を制した。終盤、マシーアスと稲田の併用で三塁を守らせたが、唯一の穴といえば穴かもしれない。
セリーグ開幕に向けて戦力分析をしていきます。最終回は阪神タイガース。2005年末のタイガースの戦力を青で、現在の戦力を赤で表しています。悲願のV奪還も日本シリーズ4連敗の屈辱。思いを一つに立ち上がった猛虎集団に立ちふさがる故障。。ベストの状態での開幕は難しいものの、厚みを増してきた選手層を武器にチーム一丸となって、さぁ出発だ!
大きく成長を見せる3年目・鳥谷の1番構想もあったが、最終的には昨年とほぼ同じオーダーで開幕を迎えることになった。継続している課題はセカンド、ライトの起用。キャンプからの競争を勝ち抜いた藤本、桧山をどこまでガマンして起用する事が出来るか?もちろん関本、濱中も代打のままで黙ってはいないだろう。最大の補強と岡田監督に言わしめた濱中の打棒復活が今季のカギを握る。長打力のある林威助、スペンサーの使いどころも難しく、サブにはもう1人くらい足のある守備固めが欲しいところか。

