戦力分析【ヤクルト編・07終了】
セリーグ戦力分析、今回は6位の東京ヤクルトスワローズ。06年末のスワローズの戦力を青で、現在の戦力を赤で表しています。岩村の抜けた穴を攻撃面、守備面ともにカバーすることが出来ず、チームは低迷。昨季39発のリグスも長期離脱・・・投手陣のコマ不足も深刻で21年ぶりの最下位に終わり、古田プレイングマネージャーが現役引退&退団。【野手編】
青木が首位打者(.346)に加え20HRとパンチ力も向上。3番のラミレス(.343)も打点王(122打点)と大きく貢献した。死球率の高い4番・ガイエルが低打率ながら35発。脇役の田中浩や宮本も3割近いアベレージをマーク。真中が驚異の代打成功率(.330)も残している。問題はサードで早々に宮出を諦め、2年目・飯原を外野からコンバート。23盗塁ながら18失策といずれもチームトップ。ポスト古田としては、福川がマスクを被り、後半戦では3年目・川本が強肩とパンチ力を見せた。【投手編】
グライシンガーがチェンジアップを武器に最多勝(16勝)&209イニングと助っ人として大車輪の活躍。ベテラン・石井一も9勝をマークしたが、後が続かず。5年連続2ケタ勝利中の石川も4勝に終わった。後半戦は川島が復帰したが、今オフに再手術。抑えを任されていた大ベテラン・高津もリリーフ失敗&故障で、館山が先発に抑えにとフル回転。12敗と負けが込んだが、来季は起用法を固定したい。リリーフ陣も左右共に安定した成績を残せず、投手陣の建て直しが急務とされている。
【1軍登録選手(投手12人、野手16人)】
| 投手 | ||||||
| 先発 | グライシンガー | 石井一 | 藤 井 | 石 川 | 川 島 | 松 岡 |
| 中継 | 木 田 | 花 田 | 高 井 | シコースキー | 吉 川 | |
| 抑え | 館 山 | |||||
| 次点 | 松 井 | 鎌 田 | 遠 藤 | 増 渕 | 佐 藤 | 高 津 |
| 野手 | ||||||
| 捕手 | 福 川 | 米 野 | 川 本 | |||
| 内野 | 宮 出 | 田中浩 | 飯 原 | 宮 本 | 城 石 | 度 会 |
| 三 木 | ||||||
| 外野 | 青 木 | ラミレス | ガイエル | 真 中 | ユウイチ | 志 田 |
| 次点 | 古 田 | リグス | 畠 山 | 川 端 | 鈴木健 | 武 内 |
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セリーグ戦力分析、今回は5位の広島東洋カープ。06年末のカープの戦力を青で、現在の戦力を赤で表しています。GW中の快進撃で一時は3位にも浮上したものの、交流戦で借金13と大きく負け越してしまい、例年のごとく下位をさまよってしまった。リーグ最下位のチーム防御率や得点力不足も問題だが、114→91→74と失策数が減ってきているのが救いか。
新井(28HR)、栗原(.310、25HR)と中軸を固めたが、嶋、前田の不振を受けて、シーズン途中にアレックス(元中日)、喜田(阪神)を獲得。規定打席には達していないが3割をマークし、ドラゴンズ時代と同様の活躍。シーズン後半、調子を上げた前田が2000本安打を達成。梵も18HRを放ち、終盤6番に座ったりもしたが、チームに求められるのはトップバッターとしての出塁率。右打ちの廣瀬も強肩を武器に出場機会が増えてきたが、故障が響いた形に。若手の打撃向上も今後のカギ。
セリーグ戦力分析、今回は4位の横浜ベイスターズ。06年末のベイスターズの戦力を青で、現在の戦力を赤で表しています。10年ぶりにベイスターズを指揮する大矢監督の下、リリーフ陣の活躍で3位をキープするも、1年間戦える力もなく、夏場に失速。8月以降、タイガースにかわされた。「守りの野球」を掲げながら、91失策とリーグワーストに終わった守備力の改善もカギ。
仁志が開幕から1番を守り好調をキープしたが、終盤に失速。それでも古巣・ジャイアンツには打率3割と見返した。主砲・村田が36HRで涙の本塁打王を獲得し、吉村も24HRとまずまず。ベテランでは佐伯が3年ぶりに打率3割に乗せたが、監督の期待が熱かった鈴木尚はシーズン半ばでヒットすら出ず。石井琢が不調や故障でスタメンを外れることがあったが、6年目・野中が右打ちに専念し、持ち前の快足で15盗塁と結果を出した。相川も初めて打率3割に乗せたが、リード面に課題が残る。
パリーグ戦力分析、今回は1位の北海道日本ハムファイターズ。06年末のファイターズの戦力を青で、現在の戦力を赤で表しています。春先に借金8と低迷するも、交流戦で14連勝と圧倒的な強さで優勝。小笠原、岡島ら主力選手が抜けた大きな穴を埋めるべく、今年は身丈にあった機動力野球を展開。十二分に選手の力を引き出し、シリーズ出場を「シンジテマシタ~」。
田中賢の58犠打を中心として、リーグ1位のチーム犠打、盗塁数はリーグ2位とセギノール以外は全員走ってくる印象。3年目・工藤が走攻守すべてで当たってブレイク。また小笠原の抜けた穴を稲葉が3番を務めて首位打者を獲得。セギノールも故障がちで21HRと低迷するなか、接戦を守り抜いて来た感が強い。オーダーのバランスから打力のある高橋信をレギュラーマスクにしたが、エース・ダルビッシュの時には鶴岡を起用。38歳のリリーフキャッチャー・中嶋の存在感も未だ大きい。
セリーグ戦力分析、今回は2位の中日ドラゴンズ。06年末のドラゴンズの戦力を青で、現在の戦力を赤で表しています。福留の故障離脱で抜けた穴を後半戦は全員でカバー。ジャイアンツとの首位争いを繰り返したが、最終盤の天王山で負け越してしまい痛恨の2位。それでも竜は死ななかった。初のポストシーズンを全勝で勝ち抜き、53年ぶりの日本一へ。
主軸の福留が後半戦アウトも、抜けた3番の穴を中村紀(20HR)がカバー。ここ数年、1年を通して出場していないだけに疲労が出たが、攻守でチームを牽引。ポストシーズンは森野が座り、今季は97打点と自己最高の成績を残した。荒木が盗塁王こそ獲得したが、夏場の故障が響き今年は出塁率が低調。しかし、終盤に調子を上げてきており、「アライバ」コンビが塁をかき回すとやっかい。ベテラン・立浪も3割を超える驚異の代打成績を残し、勝負所の集中力がチームに浸透している。
セリーグ戦力分析、今回は1位の読売ジャイアンツ。06年末のジャイアンツの戦力を青で、現在の戦力を赤で表しています。苦手の交流戦を乗り切り、1年を通して大半を首位キープ。開幕に出遅れたエース・上原の抑え起用が見事にはまった。原監督にとって悲願となる5年ぶりのペナント「奪回」を果たすも、ポストシーズンは息切れ。グラフを見る限りでは、もう少し勝てたか?
1番・高橋由の先頭打者アーチから始まり、2番・谷の出塁率&勝負強さも共に凄まじく、大胆な起用が当たった。ペナント中盤には李の不調で小笠原が4番に座ることもあったが、結果として高橋由・小笠原・李・阿部と4人が30発以上を放ち、チームに破壊力が戻った。谷・小笠原といったパからの移籍組も、セの配球に苦しむかと思われたが、1年を通して3割をキープし、チーム打率を約3分押し上げ、打線がつながっていった。ゴンザレスを除き、例年に比べ故障者が少なかったのも大きい。
セリーグ戦力分析、今回は3位の阪神タイガース。06年末のタイガースの戦力を青で、現在の戦力を赤で表しています。10連勝で最大12ゲーム差、9あった借金をひっくり返し、9月に首位浮上を果たすも、終盤の8連敗で失速。スタメンの高齢化に伴う主力の不調や相次ぐ故障などで得点力が激減。先発陣の台所事情も苦しく、自慢のリリーフ陣「JFK」に負担が偏りすぎた。
再起をかけて5番・今岡でスタートするも、勝負弱さが際立ち7月に2軍落ち。シーツも不振&拙守を極め、主砲・金本に負担が集まるなか、半月板損傷をおして31本95打点と孤軍奮闘。逆に林(15HR)や桜井(9HR)など若手の活躍もあり、交流戦以降の快進撃に貢献した。ただ無理がたたったのか、勝負所の9月にスタメン全員が故障持ちという苦しい状況。昨年20発の濱中も故障に泣いた。首脳陣は“最大の補強は今岡”と豪語したものの、得点力不足に泣いたシーズンとなった。
セリーグ開幕直前、戦力分析。今回は昨年1位の中日ドラゴンズ。2006年末のドラゴンズの戦力を青で、現在の戦力を赤で表しています。常勝軍団を築きつつあるオレ竜・落合監督。韓国の安打製造機・李(LG)を獲得し攻撃力を上げ、さらには自由契約の中村ノリをキャンプ中に獲得し厚みを増している。リリーフ補強の為に3外国人投手を獲得したが、果たして?
8番にピッチャーを置き、9番荒木、1番李の超攻撃的オーダーを企んだが、李がオープン戦でスランプに陥り、上位での起用は難しい。長打力もさほどなく、対応できるまで時間がかかりそう。ひざの故障で万全ではないが、パンチ力のある中村紀(オリックス)のサード起用で、森野がレフトに回ることになったため、鉄壁の強肩外野陣が崩れるのがわずかの懸念材料か。左の井上が押しだされて2軍スタートする羽目になり、選手会長としては負けられない。故障から復帰した清水将が開幕1軍を果たし、捕手3人制でスタートする。
セリーグ開幕直前、戦力分析。今回は昨年2位の阪神タイガース。2006年末のタイガースの戦力を青で、現在の戦力を赤で表しています。エース・井川(ヤンキース)の穴を埋めるべく、若手左腕がし烈な競争を演出。新戦力150キロ右腕の2人の外国人助っ人が投手陣を救えるか?ポイントゲッター・今岡も故障から復帰し、チーム一丸となって2年ぶりのペナント奪回を狙う。
オープン戦好調の鳥谷がついに1番で開幕するが、盗塁王奪回を狙う赤星に2番の仕事ができるかどうか?チーム打率は比較的高いが、簡単に残塁の山を築きやすいチームだけに不安が残る。5番には今岡が復帰し、長打力よりもアベレージに力を置いた打撃で、敬遠されやすい4番の金本と相乗効果が期待できそう。控えでは林威助の打撃に確実性が増し、ライトでの出場機会が望める。3年目・赤松も故障なくキャンプを乗り切り、若手が少ないだけに強肩俊足を武器に新たなスーパーサブとして1軍定着を担いたい。
セリーグ開幕直前、戦力分析。今回は昨年3位の東京ヤクルトスワローズ。2006年末のスワローズの戦力を青で、現在の戦力を赤で表しています。主砲・岩村がメジャー移籍し、まずは後継者探しから。相次ぐ投手陣の故障に泣かされ続け、台所事情はかなりの深刻で若手の大胆起用にも注目。古田プレイングマネージャー、苦難の2年目が始まる。
4年目・青木が球界を代表するリードオフマンに成長し、打率、パンチ力、盗塁と共に申し分なし。チーム打率も高く、得点力はリーグ1,2を争う戦力になっている。岩村(デビルレイズ)の穴を埋める三塁として、外野から宮出をコンバートするが守備面で大きな課題を残している。失策数はチーム全体で100を超え、まずい状態。新外国人・ガイエルもオープン戦では本調子には程遠い。注目選手は2年目・飯原で俊足巧打の外野手から、今季はショートにも挑戦しポスト宮本の1番手として脅かす存在になりつつある。

