カテゴリー「2021戦力分析」の24件の記事

2021年12月31日 (金)

プロ野球戦力分析【埼玉西武編・2021終了】

2112l2021シーズン終了、戦力分析。今回はパリーグ6位の埼玉西武ライオンズ。6勝1敗と開幕ダッシュに成功したかに見えたが、山川、外崎が離脱してしまい中軸不在で苦しい戦いになった。前半戦こそ勝率5割前後にいたが、後半戦は負けが込んでしまい42年ぶりの最下位に終わった。古巣復帰後、故障で1軍登板がかなわず"平成の怪物"松坂大輔が現役引退。

【野手編】
2112lorder 山川がチームトップの24本。5年連続の20本以上を放ったが、左脚の肉離れもあり打撃不振で規定打席に届かず。外崎は左足首を骨折。7月に復帰した後も打撃が振るわなかった。6年目の呉念庭が前半戦のチームを救う活躍で4番にも入り、内外野で出場機会を増やした。ルーキー若林も5月で20盗塁と快足ぶりを見せたが、守備で左膝を負傷しシーズンを棒に振った。源田が24盗塁で初のタイトル。チーム事情で1番にも入った。キャッチャーは森が120試合出場。2年ぶりに打率を3割に乗せて復活。

【投手編】
高橋光がチームトップの11勝。3年目の松本航も初の規定投球回に到達し10勝をマーク。ニールが先発の役割を果たせず4番手以降の起用にチームは苦しんだ。3年目の渡邉が4勝と来季に期待。リリーフ陣は、育成から支配下登録された水上が17試合連続無失点と話題に。ギャレットが21HPも今年は不安定な内容で退団。抑えは増田で開幕したが不振で2軍落ち。平良が開幕から39試合連続無失点の活躍でシーズン途中にクローザーへ転向。防御率0.90、20セーブ24HPで東京五輪にも選ばれた。

【1軍登録選手(投手14人、野手17人)】
投手
先発 高橋光 今 井 松本航 渡 邉 與 座
中継 ギャレット 武 隈 公 文 森 脇 田 村 十 亀 水 上
増 田
抑え 平 良
次点 ニール 本 田 上 間 浜 屋 平 井 宮 川 佐 野
故障 齊藤大 退団 松 坂 ニール 榎 田 吉 川 小 川
野手
捕手 柘 植 岡 田
内野 山 川 外 崎 中 村 源 田 スパンジー 山 田 山野辺
外野 呉念庭 愛 斗 栗 山 金子侑 川 越 熊 代
次点 齊藤誠 ブランドン 渡 部 平 沼 鈴木将 西 川 戸 川
故障 若 林 退団 メヒア スパンジー
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プロ野球戦力分析【北海道日本ハム編・2021終了】

2112f2021シーズン終了、戦力分析。今回はパリーグ5位の北海道日本ハムファイターズ。主力の不振に苦しみ開幕からチームは最下位に低迷。8月には中田翔の暴力事件が起こり無償トレードで放出。10年目の栗山監督は引責辞任となった。新庄"ビッグボス"新監督の話題性はあるが、FA権の西川、大田、秋吉をノンテンダーで自由契約とし、主力を放出したのは痛い。

【野手編】
2112forder 近藤がチームトップの11本。打率も.298とわずかに3割に届かず。この選手が4番に座っているようでは厳しい。西川は24盗塁で4度目のタイトルを獲得したが、.233と数字を大きく落とした。大田も不振に苦しみ2軍落ちも経験。7年目の浅間が初の規定打席に到達。7年目の高濱、3年目の野村、万波を積極起用して出場経験を積ませた。ルーキー五十幡が27試合でチーム2位の9盗塁、とビッグボスに期待されている。キャッチャーは清水が100試合。40歳の鶴岡はコーチ兼任を断り現役引退を表明した。

【投手編】
上沢がチームトップの12勝で3年ぶりの2ケタ勝利。ルーキー伊藤が独特のスライダーを武器に10勝。東京五輪ではリリーフを務めた。加藤は先発に専念して初の規定投球回に到達したが6勝。リリーフ陣は、5年目の堀が42HPで初の最優秀中継ぎのタイトル。来日4年目のロドリゲスも24HPで今年はブルペンで存在感を見せた。宮西は14年連続50試合登板を達成したが、前半戦は不振で勝ちパターンから外れた。抑えは杉浦が28セーブ。故障が心配されたがほぼ1年間クローザーとして投げ抜いた。

【1軍登録選手(投手14人、野手17人)】
投手
先発 上 沢 伊 藤 加 藤 バーヘイゲン 河 野 立 野
中継 ロドリゲス 宮 西 玉 井 井 口 西 村 鈴木健
抑え 杉 浦
次点 池 田 アーリン 金 子 上 原 谷 川 村 田 秋 吉
故障 石川直 北 浦 退団 アーリン 斎藤佑 村 田 秋 吉
野手
捕手 清 水 石川亮
内野 高 濱 渡 邉 野 村 石井一 谷 内 中島卓 ロドリゲス
佐 藤
外野 西 川 淺 間 近 藤 王柏融 大 田 万 波
次点 宇佐見 樋 口 細 川 杉 谷 松 本 木 村 五十幡
故障 退団 鶴 岡 ロドリゲス 西 川 大 田 谷 口
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プロ野球戦力分析【福岡ソフトバンク編・2021終了】

2112sh2021シーズン終了、戦力分析。今回はパリーグ4位の福岡ソフトバンクホークス。開幕は順調な滑り出しを見せたが、守護神の森が左肘の腫れを訴えて5ヶ月の長期離脱。グラシアルも走塁で手を骨折しシーズンを棒に振った。五輪予選でキューバ選手が離脱したのも響いた。CS争いの10月に8連敗を喫し8年ぶりのBクラスが確定。工藤監督は退任を表明した。

【野手編】
2112shorder 柳田が2年連続7度目の打率3割、28本。今年はライトでの出場機会が目立った。栗原は全試合出場を果たし、ブレイクした昨年より数字を伸ばして21本。東京五輪にも選ばれた。長年レギュラーで活躍していた松田、中村晃、今宮が不振に陥り、監督が代わる来年は勝負の年になる。控えで存在感のあった長谷川、川島が去り、世代交代が課題。快足を誇る周東の打撃不振、右肩の負傷もチームの攻撃力に響いた。キャッチャーは甲斐が全試合出場。東京五輪の正捕手を務め大活躍の1年だった。

【投手編】
千賀が相次ぐ故障に苦しんだが、ほぼ後半戦のみで10勝。6年連続の2ケタ勝利を達成。マルティネスは9勝で規定投球回にわずかに及ばないものの、防御率1.60の活躍。石川が唯一規定投球回に到達したが、6勝に終わった。リリーフ陣は、嘉弥真がチームトップの20HP。今年は防御率4点台と数字を落とした。2年目の津森、3年目の板東が出場機会を増やした。抑えは森がチームトップの15セーブ。手術明けの9月以降は十分な働きができなかった。モイネロ、岩嵜がクローザーも務めたが、固定できなかった。

【1軍登録選手(投手15人、野手16人)】
投手
先発 千 賀 マルティネス 石 川 和 田 東 浜 笠 谷
中継 嘉弥真 板 東 津 森 甲斐野 大 関 田 中 松本裕
抑え モイネロ 岩 嵜
次点 レイ 高橋礼 スチュワート 杉 山 田 浦 古 谷
故障 武 田 高橋純 退団 マルティネス サファテ 岩 嵜
野手
捕手 甲 斐 谷川原
内野 中村晃 三 森 松 田 今 宮 リチャード 高 田 明 石
川 島
外野 栗 原 牧原大 柳 田 デスパイネ 真 砂 長谷川
次点 海 野 川 瀬 野 村 柳 町 釜 元 上 林 アルバレス
故障 周 東 グラシアル 退団 高 谷 川 島 長谷川 バレンティン
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2021年12月29日 (水)

プロ野球戦力分析【東北楽天編・2021終了】

2112e2021シーズン終了、戦力分析。今回はパリーグ3位の東北楽天ゴールデンイーグルス。メジャーで活躍していた田中将大の国内復帰で優勝候補の一角として開幕。開幕ダッシュに成功すると交流戦で単独首位に浮上したが、7月にオリックスに首位の座を奪われると追走できなかった。ロッテにもかわされて3位に転落。石井GM兼監督の1年目は2年ぶりのAクラスを果たした。

【野手編】
2112eorder 島内がキャリアハイの21本96打点で初の打点王を獲得。主砲の浅村は6年連続の全試合出場を果たしたが、後半戦に失速。18本に終わった。岡島が5年ぶりの規定打席に到達して復活。来日の遅れたカスティーヨに代わりライトのポジションを埋めた。外国人選手が振るわずチームは得点力不足に苦しんだ。3年目の辰己が.225ながら初の規定打席に到達。持ち前の守備が評価され初のゴールデングラブ賞を受賞。キャッチャーは太田が最多の107試合出場。7月に炭谷をトレードで補強して後半戦は併用の形になった。

【投手編】
則本がチームトップの11勝で3年ぶりの2ケタ勝利。田中将は打線の援護に恵まれずまさかの4勝9敗。防御率3.01はチームトップ。2年目の瀧中が初の10勝。ルーキー早川も9勝をマーク。リリーフ陣は、移籍2年目の酒居が32HP。7年目の安楽が勝ちパターンに加わり25HP。宋家豪(27HP7セーブ)を含めこの3人がフル回転の活躍を見せた。救援防御率は12球団トップの成績。抑えは松井裕が復活して24セーブ。防御率0.63の活躍だったが、勝負所の8月末に故障離脱したのが響いた。

【1軍登録選手(投手14人、野手17人】
投手
先発 則 本 田中将 早 川 瀧 中 涌 井
中継 宋家豪 安 樂 酒 居 ブセニッツ 西 口 森 原 福 井
抑え 松井裕
次点 弓 削 石 橋 高田萌 福 山 牧 田 津留崎 内 間
故障 塩 見 清 宮 退団 牧 田
野手
捕手 太 田 炭 谷 田中貴
内野 鈴木大 浅 村 茂 木 小深田 銀 次 山崎剛 村 林
横 尾
外野 島 内 辰 己 岡 島 渡邉佳 田中和 オコエ
次点 下 妻 黒 川 内 田 ディクソン カスティーヨ 武 藤 小 郷
故障 退団 足 立 下 妻 藤 田 ディクソン カスティーヨ
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2021年12月21日 (火)

プロ野球戦力分析【千葉ロッテ編・2021終了】

2112m2021シーズン終了、戦力分析。今回はパリーグ2位の千葉ロッテマリーンズ。開幕5連敗と出遅れたが、前半戦は勝率5割付近で戦い抜いた。シーズン途中にトレード補強で国吉、加藤を獲得。8月に入ると16勝3敗の快進撃で4位から一気に首位浮上。マジック点灯まで行ったが、141試合目で優勝の可能性が消滅。オリックスに競り負けて2年連続の2位に終わった。

【野手編】
2112morder 荻野が全試合1番に座り、36歳で初の盗塁王と最多安打の二冠。代走要員の和田も同数で盗塁王のタイトルを獲得。中村奨は4年連続の全試合出場。中軸ではレアードがチームトップの29本。マーティンも27本を放ったが、9月に右足を骨折。チームが低迷したのを見て強行出場したが数字を落とした。今年は井上が不振で2軍落ちとなり、監督期待の安田も終盤はスタメンから外れた。キャッチャーは田村の70試合が最多。コンディション不良もあり、後半戦は加藤がマスクを被りチーム防御率が改善された。

【投手編】
3年目の小島が初の10勝。岩下もキャリアハイの8勝。美馬は不振で6勝に終わった。1軍デビューの佐々木朗希は3勝。体力強化で159キロまで数字を伸ばし、ポストシーズンでは開幕投手も務めた。リリーフ陣は、5年目の佐々木千隼が34HPとブレイク。防御率1.26と完璧な内容でセットアッパーに定着。唐川は首痛で離脱し、トレード加入の国吉を勝ちパターンに抜擢すると19HPをマーク。昨年の澤村のようにリーグ移籍で再生に成功した。抑えは益田が38セーブで8年ぶりのセーブ王を獲得。

【1軍登録選手(投手14人、野手17人)】
投手
先発 小 島 岩 下 美 馬 二 木 石 川 佐々木朗
中継 佐々木千 国 吉 唐 川 小 野 東 妻 田中靖 鈴 木
抑え 益 田
次点 本 前 ロメロ 河 村 ハーマン 中村稔 横 山 土 居
故障 種 市 西 野 退団 大 嶺 フローレス ハーマン
野手
捕手 加 藤 田 村 佐 藤
内野 レアード 中村奨 藤 岡 エチェバリア 安 田 三 木 小 川
外野 荻野貴 マーティン 山 口 角 中 藤 原 和 田
次点 柿 沼 鳥 谷 井 上 小 窪 高 濱 菅 野 高 部
故障 吉 田 福田秀 退団 鳥 谷 小 窪 清 田
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2021年12月20日 (月)

プロ野球戦力分析【オリックス編・2021終了】

2112bs2021シーズン終了、戦力分析。今回はパリーグ1位のオリックスバファローズ。開幕当初は勝率5割を切って低迷していたが、交流戦で優勝すると11連勝で単独首位に浮上。宮城、杉本が投打揃ってブレイクし、大幅な戦力アップを果たした。中嶋監督の大胆な采配も注目され、終盤はロッテとのマッチレースを制して昨年最下位から25年ぶりのリーグ優勝を果たした。

【野手編】
2112bsorder 吉田正が.339で4年連続の打率3割、2年連続の首位打者のタイトル。終盤は右手の骨折もありながらポストシーズンを戦い抜いた。昨年2本の杉本が32本で初の本塁打王。規定打席にも到達し打率も3割に乗せた"ラオウ"が全国区に。代打に回ったジョーンズも脅威になった。2年目の紅林をショートで使い続けて10本。強肩強打の飛躍に期待。シーズン途中での安達、福田、宗のコンバートも成功。キャッチャーは伏見が最多の86試合。併用の形で後半戦に山本と組んだ若月が最優秀バッテリーを受賞。

【投手編】
山本が18勝5敗、防御率1.39、206奪三振で四冠の活躍で文句なしの沢村賞。東京五輪でもエースを務めた。2年目左腕の宮城も緩急を武器に13勝を挙げて新人王を獲得。田嶋、山崎福もキャリアハイの8勝をマーク。山岡は肘の手術で苦しんだ。リリーフ陣は、右のヒギンスが29HP。左の富山が22HP。終盤は吉田凌をセットアッパーに起用。独特のスライダーが光った。抑えは国内復帰の平野佳が29セーブ。首痛から6月に1軍復帰しクローザーで起用されると、チームの快進撃に貢献した。

【1軍登録選手(投手14人、野手17人)】
投手
先発 山 本 宮 城 田 嶋 山崎福 山崎颯 増 井
中継 ヒギンス 吉田凌 富 山 山 田 K-鈴木 比 嘉 バルガス
抑え 平野佳
次点 竹 安 張 奕 漆 原 能 見 澤 田 村 西 海 田
故障 山 岡 退団 ディクソン ヒギンス 吉田一
野手
捕手 伏 見 若 月 頓 宮
内野 T-岡田 安 達 紅 林 モヤ 太 田 山 足
外野 吉田正 福 田 杉 本 ジョーンズ 中川圭 小 田 佐野皓
次点 松井雅 西 野 宜 保 大 下 ラベロ 来 田 後 藤
故障 大 城 退団 モヤ ジョーンズ ロメロ
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2021年12月18日 (土)

プロ野球戦力分析【横浜DeNA編・2021終了】

2112db2021シーズン終了、戦力分析。今回はセリーグ6位の横浜DeNAベイスターズ。開幕前の手続きミスもあり外国人選手が12球団で唯一全員が来日できないアクシデント発生。開幕6連敗、直後に10連敗を喫した三浦新監督。ルーキー牧がサイクル安打も含め1年を通して活躍。Bクラスの3チームが一時混戦となったが、チームは6年ぶりの最下位に終わった。

【野手編】
2112dborder ルーキー牧が.314、22本の大活躍を見せて1年間戦い抜いた。佐野、宮崎は2年連続の打率3割。桑原が4年ぶりの規定打席に到達し、リードオフマンとして復活。キャリアハイの.310、14本をマーク。規定打席に到達した3割バッターが4人と打撃力の高さを誇った。来日の遅れたオースティンが規定打席にわずかに及ばないものの、.303、28本と今年も破壊力を見せた。2年目の森は44試合と出場機会を伸ばし守備で強肩を見せた。キャッチャーは4年目の山本が最多の59試合。戸柱、伊藤らと併用になった。

【投手編】
今永が左肩の手術明けで5月からローテに復帰したが、規定投球回に到達した選手は0。大貫がチームトップの6勝。エース候補の平良は右肘のトミー・ジョン手術で来年は育成契約でリハビリ。若手投手の故障にも泣かされた。リリーフ陣は、エスコバーがチームトップの61試合登板で36HP。山崎康は30HPで前半戦は好調で東京五輪にも選ばれた。左のワンポイントで砂田が復活したのが大きかった。抑えは三嶋が23セーブ。打ち込まれる場面もあり、防御率4点台と苦しんだ。

【1軍登録選手(投手15人、野手16人)】
投手
先発 今 永 大 貫 濵 口 ロメロ 京 山 坂 本
中継 エスコバー 伊 勢 砂 田 シャッケル 三 上 平 田 櫻 井
山崎康
抑え 三 嶋
次点 上茶谷 中 川 ピープルズ 石 田 田中健 池 谷
故障 平 良 阪 口 退団 ピープルズ シャッケル 笠 井 武 藤
野手
捕手 戸 柱 山 本 嶺 井
内野 ソト 宮 崎 柴 田 大 和 田中俊
外野 佐 野 桑 原 オースティン 楠 本 関 根 神 里
次点 高 城 倉 本 山下幸 知 野 細 川 宮 本 蝦 名
故障 伊藤光 退団 中 井 乙 坂
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2021年12月11日 (土)

プロ野球戦力分析【中日編・2021終了】

2112d2021シーズン終了、戦力分析。今回はセリーグ5位の中日ドラゴンズ。チームは開幕から低迷。交流戦は勝ち越したが、シーズンを通して打線に苦しんだ。405得点は12球団ワースト。夏には木下雄が練習中に倒れて急逝。球界に衝撃が走った。投手陣が奮闘したがチームは優勝争いに加われずBクラスに終わり、与田監督が退任。立浪新監督にチーム再建を託された。

【野手編】
2112dorder ビシエドがチームトップの17本、70打点をマーク。リードオフマンの大島がチーム事情で3番に座ったが、中軸の編成にも苦しんだ。高橋周、阿部の主力が打撃不振に陥り、打線が低迷。平田も体調不良で21試合に終わり、古巣復帰の福留がスタメン起用する試合も見られた。キャッチャーは木下拓が120試合出場。強肩に加えて11本とパンチ力もついてきた。期待の根尾は開幕スタメンの座をつかんだが、シーズン中盤に2軍落ち。.178、1本と打力強化が課題。4年目の高松も積極的に起用されて15盗塁。

【投手編】
柳がチームトップの11勝。最優秀防御率、最多奪三振の二冠を獲得。エースの大野雄が昨年10完投の疲労が抜けず7勝どまり。6年目の小笠原が初の規定投球回に到達して8勝。リリーフ陣は、セットアッパーに定着した又吉が36HP。防御率1.28と大活躍したが今オフにFA宣言。祖父江(20HP)、福(22HP)もフル回転の活躍。リーグトップのリリーフ防御率で終盤3イニングは手堅い継投で接戦を制した。抑えはR.マルティネスが23セーブ。五輪予選で一時チームを離れることもあった。

【1軍登録選手(投手14人、野手17人】
投手
先発 大野雄 小笠原 福 谷 松 葉 ロドリゲス
中継 又 吉 祖父江 藤 嶋 岡 田 鈴木博 田 島
抑え マルティネス
次点 勝 野 笠 原 梅 津 橋 本 谷 元 山 本
故障 退団 山 井 又 吉 三ツ間 木下雄
野手
捕手 木下拓 大野奨
内野 ビシエド 堂 上 高橋周 京 田 三ツ俣 高 松 溝 脇
外野 渡 辺 大 島 福 留 福 田 加藤翔 根 尾 武 田
次点 郡 司 マルティネス 石 岡 石 垣 滝 野 伊藤康 岡 林
故障 阿 部 平 田 退団 武 田 井 領 藤 井 ガーバー
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2021年12月 8日 (水)

プロ野球戦力分析【広島編・2021終了】

2112c2021シーズン終了、戦力分析。今回はセリーグ4位の広島東洋カープ。ルーキー栗林がクローザーで開幕から大活躍を見せたが、5月にコロナウイルスの集団感染が発生。14人が離脱したまま突入した交流戦は3勝12敗と大きく負け越し。10月は13勝3敗と追い上げたがAクラスには及ばず、3年連続のBクラス。主砲の鈴木誠也が来季のメジャー挑戦を表明した。

【野手編】
2112corder 鈴木誠はキャリアハイの38本。首位打者のタイトルを獲り、6年連続の打率3割を達成。東京五輪の4番も務め、後半戦は手が付けられなかった。5年目の坂倉が打棒を活かして複数ポジションで出場。初の規定打席に到達しリーグ2位の.315。キャッチャーとしてもチームトップの62試合に出場。3年目の小園がショートのポジションを獲得。.298とわずかに打率3割に及ばなかったが、一時は3番に座り攻守にわたって活躍した。同じく3年目の林も102試合出場で10本。将来の和製大砲として期待がかかる。

【投手編】
九里がキャリアハイの13勝で初の最多勝。エースの大瀬良は手術明けながら2年ぶりの10勝で復活。昨年新人王の森下は8勝に終わった。高卒2年目左腕の玉村が1軍デビューし、100イニングを投げたのは大きい。リリーフ陣は、塹江がチームトップの22HPも不調で苦しんだ。ルーキー森浦が勝ちパターンに入り、チームトップの54試合登板。島内も150キロを超える速球で勝ちパターンに起用。抑えは栗林。開幕から22試合連続無失点の新人記録で37セーブ。防御率0.86と抜群の安定感を見せて新人王有力。

【1軍登録選手(投手14人、野手17人】
投手
先発 九 里 大瀬良 森 下 玉 村 床 田
中継 島 内 森 浦 コルニエル ケムナ 塹 江 菊池保 高橋樹
バード
抑え 栗 林
次点 高橋昂 野 村 遠 藤 薮 田 大 道 矢 崎 中 田
故障 アドゥワ フランスア 中 崎 退団 今 村 中村恭 バード
野手
捕手 會 澤 石 原 中村奨
内野 坂 倉 菊池涼 小 園 松 山 上 本 曽 根
田中広 三 好
外野 西 川 宇 草 鈴木誠 長 野 大 盛
次点 磯 村 白 濱 安 部 矢 野 韮 澤 羽 月 正 随
故障 野 間 退団 クロン メヒア 高橋大 鈴木誠
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2021年12月 5日 (日)

プロ野球戦力分析【巨人編・2021終了】

2112g2021シーズン終了、戦力分析。今回はセリーグ3位の読売ジャイアンツ。来日が遅れた外国人野手がシーズン早々に帰国してしまい、自慢の攻撃力が今年は低迷。さらに菅野や丸の主力が不調で苦しんだ。それでも8月29日に首位に浮上したが、勝負所の10月でまさかの10連敗を喫し、借金1の3位でシーズン終了。先発ローテを5人で回したのが響いたか。

【野手編】
2112gorder 主砲の岡本が全試合で4番を務め、39本113打点で2年連続の2冠。4年連続30本以上は快挙。丸は23本と終盤は持ち直したが、移籍後初の2軍落ちを経験。1年を通して5番、6番が固定できなかった。FA加入の梶谷は2度の故障で離脱。その分、5年目の松原が初の規定打席到達で27試合連続安打をマーク。自身の暴力事件で8月に無償トレードで獲得した中田は本来の結果を残せなかった。キャッチャーは大城が111試合出場。炭谷がシーズン途中に移籍し、終盤は小林のリード力が光った。

【投手編】
エースの菅野は4度の故障離脱もあって6勝どまり。昨年14勝でメジャー挑戦を目指したが、一転して今季は苦しんだ。3年目左腕の高橋がチーム最多の11勝。戸郷は2年連続の9勝どまり。6月にNPB復帰した山口は2勝に終わった。リリーフ陣は、セットアッパーの中川が29HP。高梨が22HP、鍵谷が18HPとフル回転の活躍。6月に畠がリリーフに転向すると、スクランブル起用に応えた。抑えはビエイラが19セーブ。外国人記録の32試合連続無失点、球界最速の166キロをマーク。

【1軍登録選手(投手14人、野手17人)】
投手
先発 菅 野 高 橋 戸 郷 メルセデス 山口俊
中継 デラロサ 高 梨 鍵 谷 田中豊 大 江 戸 根
中 川
抑え ビエイラ
次点 今 村 井 納 直 江 桜 井 高 木 戸 田 平 内
故障 退団 サンチェス 大 竹 野 上
野手
捕手 大 城 小林誠 岸 田
内野 中 島 吉川尚 岡本和 坂本勇 中 田 若 林 増田大
廣 岡
外野 ウィーラー 松 原 亀 井 重 信 八百板
次点 北 村 秋 広 香 月 湯 浅 平 間 立 岡 石 川
故障 梶 谷 退団 スモーク 亀 井 テームズ ハイネマン 陽岱鋼
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