カテゴリー「2014戦力分析」の24件の記事

2014年12月28日 (日)

プロ野球戦力分析【ソフトバンク編・2014終了】

1412sh シーズン終了、12球団戦力分析。最終回はパリーグ1位の福岡ソフトバンクホークス。Bクラス転落し積極補強で挑んだ今季、夏場に9連勝で首位に抜け出すも、マジック点灯寸前から1勝9敗と大苦戦。リーグ最終戦、直接対決でバファローズをサヨナラ勝ちで下し優勝を決めた。難病克服の大隣が大一番での活躍が光り、3年ぶりの日本一。6年間指揮を執った秋山監督が勇退。

【野手編】
1412shorder 内川が7年連続の3割を放ち、チームでも6人が打率3割をマークする強力打線に。昨年198安打の長谷川は足の故障で終盤サブに回ったが、中村が最多安打のタイトル。柳田は全試合出場でキャリアハイの.317、15本、33盗塁で終盤は1番起用、豪快なスイングで来季はトリプル3も視野に。新加入の李大浩は勝負強さに欠けたが、3割ジャストでチームトップの19本。移籍2年目の吉村も得点圏打率.370で内外野で故障者の穴を埋める活躍を果たし、層の厚さを見せた。

【投手編】
攝津が4年連続の2ケタ(10勝)をマークするも、ケガと故障もあり4度の抹消で低迷。新加入のスタンリッジ(11勝)、中田(10勝)がシーズンを通して投げぬいた。7月末に復帰した大隣(3勝)がシーズン終盤、ポストシーズンとエース級の働き。リリーフ陣は、新人の森が24HP(58試合)で勝ちパターンに加わり、五十嵐は45HPで33試合連続自責点0と抜群の安定感。抑えは移籍組のサファテが自己最多の37セーブ。防御率1.05とゲーム終盤は盤石な継投に。

【1軍登録選手(投手12人、野手16人)】
投手
先発 攝 津 スタンリッジ 大 隣 中 田 武 田
中継 五十嵐 森 福 岡 島 柳 瀬 岩 嵜
抑え サファテ
次点 飯 田 帆 足 東 浜 嘉弥真 金無英 大 場 オセゲラ
故障 ウルフ 寺 原 山 田 千 賀 退団 岡 島 江 尻
野手
捕手 細 川 鶴 岡 高 谷
内野 李大浩 明 石 松 田 今 宮 吉 村 金 子 牧 原
外野 内 川 柳 田 中 村 長谷川 江 川 城 所
次点 山 下 カニザレス 李杜軒 塚 田 髙 田 川島慶 松 中
故障 本 多 福 田
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2014年12月27日 (土)

プロ野球戦力分析【オリックス編・2014終了】

1412bs シーズン終了、12球団戦力分析。今回はパリーグ2位のオリックスバファローズ。エース・金子千尋が球団初の沢村賞。今オフはFA流出危機の末、残留。投打がかみあった前半戦は2度の7連勝もあり首位で折り返すも、ホークスにかわされた。猛追の末、ゲーム差なしで迎えた10月2日の直接対決に屈し、あと1勝で18年ぶりのリーグ優勝を逃し、CSも第1ステージ敗退。

【野手編】
1412bsorder 糸井が6年連続の3割、.331で初の首位打者。31盗塁に加え、自己最多の19本を放ち、来季はトリプル3も視野に。主軸のペーニャは32本を放ったが、故障でCS出場ができず退団。T-岡田が李大浩の移籍に伴う一塁コンバートで4年ぶり20本となる24本で復活。外野では4年目・駿太が持ち前の守備に加えて打率(.280)も残してきた。3年目・安達もチームトップの143試合出場でショートのレギュラーに。伊藤もベストナイン、GG賞も受賞してリーグを代表する捕手に成長。

【投手編】
金子が最多勝(16勝)、最優秀防御率(1.98)の二冠。2年連続で15勝をマーク。西が開幕8連勝もあり、自己最多の12勝も後半戦は息切れ。ディクソン(9勝)、松葉(8勝)の活躍も大きかった。新人の東明、吉田一は5勝ずつ。リリーフ陣は、比嘉が62試合(34試合連続無失点)で0.79と大活躍。ゲーム終盤は馬原(33HP)がつなぎ、セットアッパーの佐藤達(67試合、1.09)が48HPと2年連続で中継ぎのタイトル。抑えの平野佳(62試合)もリーグ新の40セーブで初タイトル。

【1軍登録選手(投手12人、野手16人)】
投手
先発 金 子 西 ディクソン 松 葉 東 明
中継 佐藤達 馬 原 岸 田 比 嘉 中 山 マエストリ
抑え 平野佳
次点 吉田一 近 藤 榊 原 海 田 桑 原 大 山 小 松
故障 井 川 退団 東 野 八 木 平 井
野手
捕手 伊 藤 山崎勝
内野 T-岡田 平野恵 ヘルマン 安 達 原拓 岩 崎 縞 田
外野 ペーニャ 駿 太 糸 井 坂 口 川 端 中 村 鉄 平
次点 伏 見 高橋信 山本和 竹 原 バトラー
故障 退団 ベタンコート 高橋信 ペーニャ
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2014年12月23日 (火)

プロ野球戦力分析【日本ハム編・2014終了】

1412f シーズン終了、12球団戦力分析。今回はパリーグ3位の北海道日本ハムファイターズ。“二刀流”大谷がプロ2年目で2ケタ勝利&2ケタ本塁打の偉業を達成。今季は投手に重きを置きエース格に。上沢、浦野ら若手投手の活躍も光った。CSでは第1ステージを突破。チームの柱だった稲葉、金子が現役引退。さらにキャプテン大引、小谷野がFA移籍し、来季は大きく変わる。

【野手編】
1412forder 中田が全試合出場、27本100打点で初の打点王。4年目・西川がライトコンバートもあって、1番に定着し43盗塁で初タイトル。陽岱鋼もキャリアハイの25本で後半戦は3番に。三塁が故障者続出で手薄になった所から、キャッチャーの近藤をコンバート。89試合の出場で来季はポジション定着を狙う。4年目・谷口(剛力彩芽似が話題に)も72試合の出場と数字を伸ばしてきている。大谷は.274、10本と成績を伸ばした。今季はDHでの出場が多く、先発出場の際は中軸を任された。

【投手編】
大谷が11勝4敗、防御率2.61(リーグ3位)で規定投球回に到達し、日本最速タイの162キロもマーク。新加入のメンドーサは7勝と勝ち運に恵まれなかった。若手の上沢(8勝)、浦野(7勝)、中村勝(8勝)の3人が活躍して先発ローテを回した。吉川やW武田が結果を残せなかったのが響いた。リリーフ陣は、右のクロッタ(34HP)と左の宮西(42HP)が揃って60試合以上登板。不振の武田久に代わり、開幕直後に抑えを任された増井は一時、外される時期もあったが23セーブ。

【1軍登録選手(投手12人、野手16人)】
投手
先発 大 谷 メンドーサ 上 沢 浦 野 中村勝
中継 クロッタ 宮 西 A.カーター 谷 元 武田勝 河 野
抑え 増 井
次点 木佐貫 吉 川 斎藤佑 矢 貫 大 塚 鍵 谷 白 村
故障 石 井 武田久 退団 A.カーター 多田野
野手
捕手 大 野 市 川
内野 中 田 中島卓 近 藤 大 引 ミランダ 小谷野 杉 谷
稲 葉 飯 山
外野 谷 口 陽岱鋼 西 川 赤 田 村 田
次点 中 嶋 尾 崎 金子誠 鵜久森 石 川 佐藤賢
故障 退団 ミランダ 金子誠 稲 葉 アブレイユ 赤 田
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2014年12月21日 (日)

プロ野球戦力分析【千葉ロッテ編・2014終了】

1412m シーズン終了、12球団戦力分析。今回はパリーグ4位の千葉ロッテマリーンズ。開幕前は優勝争いの一角として注目されたが、打線が低迷。先発投手陣も崩れてしまいBクラス転落。後半戦、キューバより加入した主砲・デスパイネの活躍もあったが、チーム浮上の兆しは見れなかった。今オフはエース・成瀬がFA流出、守りの要・里崎が現役引退し、世代交代が進む。

【野手編】
1412morder デスパイネは後半戦45試合で.311、12本と持ち前の破壊力を見せた。チームトップは守備要員で獲ったクルーズの16本。内野3ポジションを守ったこともあり、15失策が響いた。鈴木は2年連続の全試合出場で、シーズン後半は3番も打った。4番でスタートした今江も今年は低迷。外野陣は荻野貴(15盗塁)が故障再発で40試合の出場にとどまったのが痛かった。2年目の加藤が98試合出場。キャッチャーは田村、ルーキー・吉田の50試合がチームトップで来年も競争に。

【投手編】
石川がチームトップの10勝で新人王。新加入の涌井は8勝どまり。成瀬(9勝)や唐川(4勝)も思うような結果を残せず、先発陣の防御率は4点台でリーグワースト。藤岡、大嶺ら若手の台頭が待たれる。リリーフ陣は、抑えからセットアッパーに転向した益田が30HP(52試合)ながら防御率4.94と苦しんだ。5年目の大谷が25HP、1点台で勝ちパターンに入ってきた。抑えは先発から転向の西野が31セーブ。チームトップの57試合に登板、奪三振率の高さを見せた。

【1軍登録選手(投手12人、野手16人)】
投手
先発 成 瀬 涌 井 石 川 藤 岡 唐 川
中継 益 田 大 谷 C.ロサ 松 永 上 野 金 森
抑え 西 野
次点 古 谷 大嶺祐 木 村 服 部 吉 原 伊 藤
故障 川 満 退団 成 瀬 荻野忠 グライシンガ
野手
捕手 田 村 江 村
内野 井 口 クルーズ 今 江 鈴 木 福 浦 根 元 髙 濱
早 坂
外野 デスパイネ 岡 田 角 中 加 藤 伊志嶺 サブロー
次点 金 澤 吉 田 井 上 大嶺翔 大 松 ハフマン 清 田
故障 細 谷 荻野貴 退団 里 崎 ブラゼル 塀 内 GG佐藤
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2014年12月20日 (土)

プロ野球戦力分析【埼玉西武編・2014終了】

1412l シーズン終了、12球団戦力分析。今回はパリーグ5位の埼玉西武ライオンズ。投打が低迷して9勝19敗と開幕ダッシュに失敗しチーム内での規律をめぐって内紛も勃発。借金13の最下位に陥った6月に早くも伊原監督が退任を発表。田辺監督代行が苦しいチーム事情の中、監督交代後は勝率5割をキープも7年ぶりの負け越し。後半戦は若手の起用も目立ち、立て直しが必要になる。

【野手編】
1412lorder 中村(故障で5月から復帰)、メヒア(5月から途中入団)が34本で共に本塁打のタイトル。中軸として期待された浅村は故障もあって、14本どまり。秋山も4月は極度の不振に陥り、チーム低迷の原因を作ってしまった。伊原監督が積極起用した8年目の木村は10本も.215と低打率で、再びライトは来季も争いになる。後半戦、高卒ルーキーの森が6本を放って非凡な所を見せており、炭谷はFA宣言せずに残留を果たしたが、来季はキャッチャーのポジション争いに。

【投手編】
岸がプロ8年で7度、3年連続の2ケタ(13勝)で今年はノーヒットノーランも達成。最多勝率の初タイトルで貯金9。ただ2ケタを期待された菊池が5勝どまりだったのが誤算。4番手以降の先発投手も出てこなかった。リリーフ陣では、2年目の増田が25HP。7月に復帰した岡本篤も12HP。左のウィリアムスは60試合で26HPも安定感に欠き、今季限りで退団。抑えは2年目左腕の高橋がキレのあるストレートを武器に29セーブ。チーム最多の63試合とフル回転した。

【1軍登録選手(投手12人、野手16人)】
投手
先発 牧 田 野 上 菊 池 岡本洋
中継 増 田 ウィリアムス 岡本篤 武 隈 豊 田 田 中
抑え 高 橋
次点 藤 原 岩 尾 中 郷 宮 田 平 野 小 石 西 口
故障 大 石 十 亀 退団 ウィリアムス レイノルズ ボウデン 小林宏
野手
捕手 炭 谷 岡 田
内野 中 村 浅 村 渡辺直 鬼 崎 メヒア 脇 谷 永 江
金子侑
外野 栗 山 秋 山 木 村 森 本 斉 藤
次点 上 本 林 崎 山 川 熊 代 大 崎 米 野
故障 坂 田 退団 ランサム 山崎浩
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2014年12月14日 (日)

プロ野球戦力分析【東北楽天編・2014終了】

1412e シーズン終了、12球団戦力分析。今回はパリーグ6位の東北楽天ゴールデンイーグルス。昨年の日本一に貢献した田中将大(24勝無敗)の抜けた穴はやはり大きかった。5月末には星野監督が腰痛を訴えて休養。チームが低迷する中、現場復帰して夏場に21勝7敗と浮上したが、7連敗でシーズン終了し最下位。内部昇格したデーブ大久保新監督で再起をかける。

【野手編】
1412eorder 銀次がリーグ2位の.327で2年連続の3割で今年も中軸。岡島が1番から3番に入り、2人がジョーンズ(24本)の前後を固めた。ただ2ケタ本塁打は1人だけで長打力を欠き、今年もジョーンズはリーグ最多四球を選んで勝負を避けられた。松井稼は在籍4年目で最も高い打率.291を残し、40歳を迎える来季は外野コンバート挑戦。ショートは5年目・西田が131試合出場でレギュラー定着も近い。聖澤の不振もあり、盗塁9個(松井稼、岡島)がチームトップでは厳しい。

【投手編】
則本がプロ入り2年続けての2ケタ(14勝)でエースに。200イニング超えで奪三振のタイトルも獲り、シーズン7度の完封勝利は圧巻。辛島、塩見が8勝で続いたが、外国人助っ人が機能せず。さらに今年は美馬(2勝)の不振が響いた。高卒ルーキー松井裕樹は4勝どまり。リリーフ陣では、福山が65試合登板(27HP)のフル回転。左は長谷部、金刃、片山が不振に陥り、新人の西宮が46試合。抑えのファルケンボーグは移籍1年目で20セーブも安定感に欠き退団。

【1軍登録選手(投手12人、野手16人)】
投手
先発 則 本 辛 島 塩 見 松井裕 菊 池
中継 福 山 クルーズ 西 宮 武 藤 斎藤隆 相 原
抑え ファルケン
次点 美 馬 青 山 川 井 横 山 宮 川 長谷部 金 刃
故障 釜 田 退団 ファルケン ブラックリー
野手
捕手 小 関 伊志嶺
内野 枡 田 藤 田 銀 次 西 田 ジョーンズ 岩 崎 阿 部
外野 松井稼 島 内 岡 島 森 山 榎 本
次点 内 田 後 藤 西 村 小 斉 ボウカー 聖 澤 牧 田
故障 ラッツ 退団 ユーキリス エバンス ボウカー
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2014年11月30日 (日)

プロ野球戦力分析【巨人編・2014終了】

1411g シーズン終了、12球団戦力分析。今回はセリーグ1位の読売ジャイアンツ。優勝候補の中、強力リリーフ陣の“スコット鉄太朗”が揃って低迷し、苦しいシーズン。それでも交流戦で優勝して首位に浮上。混戦の9月は広島、阪神との直接対決で9戦8勝。月間16勝8敗でリーグ3連覇を決めた。ただエース・菅野の故障離脱も響き、CSでは阪神に史上初の4連敗を喫した。

【野手編】
1411gorder 阿部が極度の不振に陥り.248、19本に終わり、来季はファーストに転向。村田の68打点がチームトップで主力が1年間を通して十分な働きができなかった。新戦力のアンダーソンは2度の故障があったが、.319で苦手の左投手を克服した。個人的には長野が足の故障を抱えながらの出場で、攻守で苦しんだ印象。内野では井端、外野では亀井が苦しいチーム事情を助けた。新人の小林は63試合の出場で強肩ぶりを披露。来季は正捕手の期待がかかる。

【投手編】
菅野がプロ入り2年連続の2ケタ(12勝)、今年は防御率のタイトルで一躍エースもポストシーズン投げれなかったのが痛かった。杉内が3年連続の2ケタ(10勝)、FA加入の大竹は9勝。5年目の小山が6勝を挙げて一時はローテの軸に。今年は内海が前半戦1勝と苦しんだ。リリーフ陣では、山口が前人未到の7年連続の60試合登板を達成。リーグ2位の39HPも防御率は3点台と苦しんだ。西村の不振でマシソンが抑えに回り30セーブも、3点台と安定感に欠けた。

【1軍登録選手(投手12人、野手16人)】
投手
先発 杉 内 内 海 大 竹 小 山 澤 村
中継 山 口 西村健 久 保 青 木 香 月 江柄子
抑え マシソン
次点 セドン 今 村 田原誠 高木京 笠 原 福 田 宮 國
故障 菅 野 退団 越 智 高木康
野手
捕手 阿 部 小 林 実 松
内野 ロペス 片 岡 村 田 坂 本 井 端 寺 内
外野 アンダーソン 長 野 橋 本 亀 井 大 田 矢 野 鈴木尚
次点 加 藤 坂 口 立 岡 横 川 中 井 隠 善 セペダ
故障 藤 村 高橋由 松本哲 退団 ロペス 石井義
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2014年11月29日 (土)

プロ野球戦力分析【阪神編・2014終了】

1411t シーズン終了、12球団戦力分析。今回はセリーグ2位の阪神タイガース。開幕第3戦で西岡が長期離脱しチーム再編を迫られたシーズン。投打4人の外国人助っ人がチームを引っ張り、全員がタイトル獲得。6度の首位浮上のチャンスを逃し、9月の6連敗で優勝争いから脱落。それでも苦手とされたCSを6戦無敗で勝ち上がり、9年ぶりの日本シリーズ進出を果たした。

【野手編】
1411torder 新加入のゴメスが26本、109打点で打点王のタイトル。オープン戦での不振から抜け出し、143試合で4番に座る安定感を見せた。後ろを座るマートンも初の首位打者、鳥谷もキャリアハイの.313で中軸の相乗効果につながった。西岡の代役セカンドは上本がレギュラー定着。夏場は息切れしたが、高い出塁率で初の規定打席到達。リーグワーストの17失策が今後の課題になる。今年も低迷していた福留が8月以降、打率3割を超える活躍でCS突破にも大きく貢献した。

【投手編】
メッセンジャーが4年連続の2ケタで初の最多勝(13勝)、2年連続で奪三振のタイトル。藤浪はプロ入り2年続けての2ケタ(11勝)で初の規定投球回に到達。課題の左打者への被打率は3割超え。今年は岩田が9勝をマークして復活を遂げた。リリーフ陣では、チーム全体でリーグ5位の4.20と低迷。福原が42HPで防御率4点台ながら初のホールド王。抑えの呉昇桓が39セーブで1年目からタイトル。最多の64試合登板でシーズン終盤からCSへの酷使に耐える活躍を見せた。

【1軍登録選手(投手12人、野手16人)】
投手
先発 メッセンジャ 藤 浪 能 見 岩 田 岩 崎
中継 福 原 安 藤 松 田 高 宮 金 田 歳 内
抑え 呉昇桓
次点 秋 山 岩 貞 筒 井 加 藤 渡 辺 二 神
故障 榎 田 退団 建 山 久保田 西 村
野手
捕手 藤 井 鶴 岡 梅 野
内野 ゴメス 上 本 西 岡 鳥 谷 関 本 新 井
新井良
外野 マートン 大 和 福 留 伊藤隼 俊 介
次点 清 水 北 條 荒 木 黒 瀬 田 上 柴 田 狩 野
故障 今 成 緒 方 退団 日 高 新 井
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2014年11月24日 (月)

プロ野球戦力分析【広島編・2014終了】

1411c シーズン終了、12球団戦力分析。今回はセリーグ3位の広島東洋カープ。エルドレッドの爆発や若手投手の活躍で開幕ダッシュに成功。5月には貯金12まで伸ばしたが、交流戦は9連敗もあり最下位と大ブレーキ。夏場に11勝3敗と再浮上したが、1ゲーム差で迎えた巨人との首位攻防戦で3連敗。リーグ最終戦で敗れて3位転落、CS直前に野村監督は辞任を表明。

【野手編】
1411corder エルドレッドが37本、104打点で主軸に返り咲き。8月の大ブレーキがなければ優勝も十分あり得た。チームは“菊丸コンビ”が共に初の打率3割超えで、前年よりも増して上位での高い攻撃力を見せた。外国人ではキラが不振だったのを、2軍に控えていたロサリオが守備に不安があるが.336、14本と大当たり。新人の田中が攻撃面でもアピールしショート定着。捕手では8年目・會澤が規定打席に未達ながら打率3割、10本を放ち、マスクを被る試合も増えてきた。

【投手編】
エース・マエケンは故障を抱えながら11勝で5年連続の2ケタ勝利。新人の大瀬良も10勝をマークしたが、野村(7勝)、バリントン(9勝)がやや結果を残せず。途中加入のヒースは来年大化けの予感。リリーフ陣では、移籍1年目の一岡が0.58と驚異の防御率。セットアッパーとして前半戦フル回転も故障離脱。後半戦は中田(66試合)や中崎(32試合)で勝ちパターンの継投を行う場面が見られた。抑えはミコライオが25セーブを挙げたが、不安定さが目立ち退団。

【1軍登録選手(投手12人、野手16人)】
投手
先発 前田健 大瀬良 ヒース 野村祐 福 井 九 里
中継 中 崎 一 岡 中 田 戸 田 永川勝
抑え ミコライオ
次点 今 井 篠 田 小 野 江 草 河 内 西 原 池ノ内
故障 今 村 退団 バリントン ミコライオ 横 山 上 野 斉藤悠
野手
捕手 會 澤 石 原
内野 エルドレッド 菊 池 田 中 小 窪 堂 林 木 村
外野 ロサリオ 松 山 天 谷 赤 松 中 東
次点 白 濱 栗 原 上 本 安 部 鈴木誠 岩 本 廣 瀬
故障 東 出 退団 キ ラ
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2014年11月22日 (土)

プロ野球戦力分析【中日編・2014終了】

1411d シーズン終了、12球団戦力分析。今回はセリーグ4位の中日ドラゴンズ。谷繁選手兼任監督、落合GM体制の1年目で“オレ竜”野球の復活が注目されたが、勝率5割付近でAクラス争いをしていた8月に和田、岩瀬が故障で戦線離脱。7勝20敗と大きく負け越してしまい、28年ぶりに2年連続のBクラス。後半戦は若手の起用が目立ち、世代交代も今後のポイントになる。

【野手編】
1411dorder 大島がキャリアハイの.318でリードオフマンとして復活。中軸ではルナが2年連続の3割をマークしたが、17発でチームトップでは物足りない。主砲の平田は故障もあって11発どまり。個人的には森野の活躍が大きかった。今年はファーストに固定し、GG賞も受賞。86打点で復活を遂げた。巨人から移籍した小笠原も打率3割をマークし、代打の切り札として輝きを見せた。谷繁監督は91試合の出場で、歴代1位の3017試合まで残り26試合。2番手捕手の育成が急務。

【投手編】
36歳の山井が自己最多の13勝で最多勝。大野も2年連続の10勝をマークしたが、残りの投手で先発ローテは埋めることができなかった。手術明けの吉見も未勝利に終わり、チームの低迷につながった。プロ2年目の濱田が5勝で来年は期待がかかる。リリーフ陣では、新人の又吉が67試合で9勝24H。2年目の福谷も72試合で34HP。夏場からは故障の岩瀬(20セーブで通算402セーブ)に代わり、11セーブ。シーズン後半は2人が勝ちパターンでチームを救った。

【1軍登録選手(投手12人、野手16人)】
投手
先発 山 井 大 野 雄 太 カブレラ 伊藤準
中継 又 吉 祖父江 田 島 岡 田 若 松 鈴木翔
抑え 福 谷
次点 山本昌 パヤノ 浅 尾 武 藤 高橋聡 岩 田 川 上
故障 吉 見 濱 田 朝 倉 岩 瀬 退団 三 瀬 小林正
野手
捕手 谷 繁 松井雅 武 山
内野 森 野 荒 木 ル ナ エルナンデス 小笠原 堂上直 高橋周
三ツ俣
外野 藤 井 大 島 平 田 工 藤
次点 赤 田 福 田 溝 脇 吉 川 古 本 松井佑 野 本
故障 和 田 退団 小 田 中田亮 堂上剛 ゴメス
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