カテゴリー「2011戦力分析」の24件の記事

2011年12月30日 (金)

プロ野球戦力分析【ソフトバンク編・2011終了】

Image1112h 2011シーズン終了後、12球団戦力分析。今回はパリーグ1位の福岡ソフトバンクホークス。新加入の内川をはじめ、大型補強に成功。投打のバランス良く、交流戦を10連勝を含む18勝4敗で優勝すると、後半戦も勢いそのまま。貯金は43まで伸ばし、全11球団から勝ち越し。2位に17.5ゲーム差をつけての完全優勝。そのなかで180盗塁の機動力や若手の起用も目立った。

【野手編】
Image1112horder 内川が足の故障を抱えながら、.338で両リーグでの首位打者。リーグMVPにも選ばれた。フルイニング出場を果たした川﨑(31盗塁)、本多(60盗塁)、松田(27盗塁)の機動力も得点源に。松田は故障体質の中、キャリアハイの25HRでシーズン終盤には4番起用。開幕は2軍スタートだった長谷川も下位で.293と存在感。小久保、松中ら故障の多いベテラン勢の穴を埋めた。若手では5年目・福田が22盗塁。内外野でスタメン起用される場面も増えてきた。

【投手編】
左の和田(16勝)、杉内(8勝)に加え、ホールトンが19勝で最多勝。この3人が今オフ抜けるのは無しにして、先発転向の攝津が14勝と右の先発で勝てたのが大きい。次いで育成枠上がりの山田、大場も7勝、岩嵜も6勝と若手も出てきた。リリーフでは左の森福が60試合登板。34Hで勝ちパターンに抜擢された。抑えの馬原が不振と故障で離脱した分、ファルケンボーグ(20H19S)が代役。7月から31試合連続無失点。日本シリーズはクローザーでも起用された。

【1軍登録選手(投手12人、野手16人)】
投手
先発 和 田 杉 内 ホールトン 攝 津 山 田 大 場
中継 ファルケン 森 福 金 澤 吉 川 大 隣
抑え 馬 原
次点 岩 嵜 藤 岡 金無英 柳 川 久 米 高橋秀 神 内
故障 甲 藤 新 垣 小 椋 退団 藤 田 ブラゾバン
野手
捕手 細 川 山 崎 高 谷
内野 小久保 本 多 松 田 川 﨑 カブレラ 明 石
外野 内 川 長谷川 多 村 松 中 福 田 オーティズ 城 所
次点 堂 上 今 宮 小 斉 仲 澤 江 川 中 村 柳 田
故障 田 上 中 西 退団 清水将 森 本 柴 原
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2011年12月29日 (木)

プロ野球戦力分析【日本ハム編・2011終了】

Image1112f 2011シーズン終了後、12球団戦力分析。今回はパリーグ2位の北海道日本ハムファイターズ。今年は開幕ダッシュに成功し、貯金24の同率首位で前半戦を折り返し。ただ8月末、梨田監督の解任報道もあり、9月は6勝18敗と一気にチームが崩れた。3位と12.5ゲーム差あった所から、なんとか2位こそ死守したが・・・CS第1ステージで敗退。栗山新監督の下、チームの建て直しが急務。

【野手編】
Image1112forder 小谷野が47打点(昨年109)と大不振。夏場は4番を外された。代役の中田も低打率ながら18発91打点。4年目で1年間、1軍を守った。強肩の6年目・陽岱鋼がライトに定着、勝負強さもあり1,2番で存在感。稲葉が肩痛もあり、DHや1塁での出場にシフトしたが1936安打でシーズン終了。ホフパワーも12発どまりと期待はずれ。リードオフマンの田中賢が交流戦で骨折。シーズンを棒に振る形に。今年は金子誠も故障続きからの不振でショートも固定できなかった。

【投手編】
ダルビッシュが18勝、276奪三振。NPB史上初の5年連続1点台の活躍で今オフにポスティング行使。今年はウルフも本格的に先発転向で、先発4人が2ケタ勝利。期待のルーキー・斎藤佑樹は6勝どまり。リリーフ陣では2年目・増井が速球とフォークを持ち味にセットアッパーで34H。右の榊原(23H)、左の宮西(14H)が終盤こそ調子を落としたが、この3人が60試合前後に登板。抑えの武田久も防御率1.03と安定感のある37Sで2年ぶりのセーブ王に。

【1軍登録選手(投手12人、野手16人)】
投手
先発 ダルビッシュ 武田勝 ケッペル ウルフ 斎藤佑
中継 増 井 榊 原 宮 西 石 井 谷 元 多田野
抑え 武田久
次点 吉 川 中村勝 木 田 根 本 矢 貫
故障 八 木 糸 数 菊 地 ダース
野手
捕手 鶴 岡 大 野 今 成
内野 稲 葉 スケールズ 小谷野 金子誠 ホフパワー 二 岡 飯 山
今 浪 杉 谷
外野 中 田 糸 井 陽岱鋼 村 田
次点 中 嶋 加藤政 中島卓 市 川 鵜久森 佐 藤 関 口
故障 尾 崎 田中賢 岩 舘
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2011年12月25日 (日)

プロ野球戦力分析【西武編・2011終了】

Image1112l 2011シーズン終了後、12球団戦力分析。今回はパリーグ3位の埼玉西武ライオンズ。「最下位からの逆襲」─ここ何年かのリリーフ陣崩壊に、先発も奮わずオールスター前に9連敗。7月から2ヶ月、最下位に沈んでいたが、9月は10連勝を含む19勝5敗の驚異的な数字で、最大15あった借金を一気に返済。シーズン最終戦でCS進出を決め、その勢いで第1ステージも突破した。

【野手編】
Image1112lorder 統一球に負けず“おかわり君”こと中村が48発、116打点でダントツの二冠。中島も100打点に到達した。ただリードオフマンの片岡が不振と故障でスタメン落ち。代役の原が51犠打で2番の仕事を果たした。栗山も.380とリーグトップの得点圏打率。3年目・浅村が内外野で起用され137試合出場。思い切りの良い打撃で将来の中軸候補に。シーズン終盤、ルーキー・秋山がセンター定着。強肩、俊足で存在感。CSも含め、フェルナンデスが勝負強さを見せたが退団。

【投手編】
エース・涌井がひじ痛もあって9勝どまり。帆足も9勝、岸は故障もあり8勝に終わった。勝ち頭はベテランの西口、11勝で見事に復活。103試合ぶりの完投劇で話題にもなった。2年目・菊池も待望の1軍デビューを果たし、先発で4勝。抑えのシコースキーが故障で戦力外になり、江草(阪神)を緊急補強したが奮わず。サブマリンのルーキー・牧田が交流戦明けから抑えに回り、22セーブで新人王。岡本篤(11H)、ミンチェ(22H)と崩壊した投手陣を救った。

【1軍登録選手(投手12人、野手16人)】 
投手
先発 涌 井 帆 足 西 口 石井一 菊 池
中継 ミンチェ 岡本篤 星 野 木 村 グラマン
抑え 牧 田
次点 平野将 松 永 長 田 藤 田 坂 元 野 上 江 草
故障 大 石 退団 シコースキー
野手
捕手 銀仁朗 星孝 上 本
内野 フェルナンデス 中 村 中 島 浅 村 平 尾 阿 部
外野 栗 山 秋 山 坂 田 大 崎 熊 代 斉 藤
次点 岳 野 鬼 崎 後藤武 星秀 大 島 高 山 佐 藤
故障 片 岡 退団 野 田 石井義 GG佐藤 ブラウン マルハーン
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2011年12月24日 (土)

プロ野球戦力分析【オリックス編・2011終了】

Image1112bs 2011シーズン終了後、12球団戦力分析。今回はパリーグ4位のオリックスバファローズ。エース・金子千の故障もあり開幕から出遅れたが、今年も交流戦で勢いを取り戻した。さらに9月には18勝6敗のハイペースで混戦の3位争いから抜け出し、2位ファイターズに1.5差まで迫ったが、逆に最下位のライオンズが猛追。シーズン最終戦に敗れ、わずか1毛差でCS進出を逃してしまった。

【野手編】
Image1112bsorder T-岡田が16本、85打点にとどまり、一時は荒療治で2軍にも落とされた。チームトップはバルディリスの18本。イ・スンヨプも開幕からスランプで起用に苦しんだ。交流戦では坂口(.412)、田口(.363)の1,2番が大当たりしたが、故障もあり田口は一転、戦力外に。後半戦、中軸の後藤が4割近い高打率でチームが躍進。赤田もDHでの出場も続きながら、下位で3割キープ。課題のキャッチャーは4年目・伊藤がチームトップの60先発。ベテラン鈴木との併用の形になってきた。

【投手編】
キャンプで故障した金子千が6月復帰ながら10勝。移籍1年目の寺原(横浜)が12勝したのが大きい。昨年10勝の木佐貫が不振ながら、高卒3年目・西が開幕4連勝。体調管理を怠って夏場はリリーフに回ったが、シーズン通して10勝。リリーフ陣では、右の香月、左の吉野がショートリリーフで安定感を取り戻した。平野佳(43H)-岸田(33S)の必勝リレーは今年も70試合前後投げるフル回転ぶり。競った場面ではビハインドの展開でも惜しみなくつぎ込んだ。

【1軍登録選手(投手12人、野手16人)】
投手
先発 金子千 寺 原 西 中 山 フィガロ 木佐貫
中継 平野佳 香 月 吉 野 比 嘉 高 宮
抑え 岸 田
次点 マクレーン 鴨志田 古 川 桑 原 阿 南 伊 原 西 川
故障 近 藤 小 松 退団 朴賛浩 小林雅 長谷川 加藤大
野手
捕手 鈴 木 斉藤俊
内野 李承燁 後 藤 バルディリス 大 引 山崎浩 梶本勇
外野 T-岡田 坂 口 赤 田 森 山 竹 原 荒 金 由 田
次点 日 高 前 田 横 山 金子圭 野 中 深 江 駿 太
故障 伊 藤 北 川 退団 ヘスマン 下 山 田 口 坪 井
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2011年12月23日 (金)

プロ野球戦力分析【楽天編・2011終了】

Image1112e 2011シーズン終了後、12球団戦力分析。今回はパリーグ5位の東北楽天ゴールデンイーグルス。「見せましょう、野球の底力を」─
震災の1年、本拠地Kスタ宮城での試合開催ができず、嶋選手会長のスピーチで始まったシーズン。星野新監督の下、Aクラス入りもみえたが9月に8勝14敗と失速。シーズン後半には主砲・山崎武の戦力外通告、エース・岩隈のFA流出もありチームも変革期に。

【野手編】
Image1112eorder メジャー返りの松井稼は西武時代に守ったショートで1年出続けたが.260、9HR。岩村は大スランプと故障で1軍に残れなかった。それでも聖澤(52盗塁)、内村(31盗塁)の機動力はリーグ有数。高須がサブポジションのサード、しかも3番に座る機会が多かった。そのウラで、ポイントゲッターの鉄平が打撃不振、山崎武も11HRで戦力外。去年3割打った嶋も打撃は低迷し、チームの誤算に。シーズン後半では故障明けの牧田が勝負強さを発揮。外野のレギュラー奪取なるか。

【投手編】
田中“マー君”が19勝、防御率1.27で沢村賞の活躍。ただ三本柱を形成していた岩隈が6勝、永井も4勝と2人は故障に泣くシーズンになった。不足する先発陣の中で、ルーキー左腕・塩見が9勝。星野監督が北京五輪の時に見出した長谷部も7先発。リリーフ陣では抑え候補と期待されたルーキー・美馬が前半戦で故障離脱したが、ベテランの小山が8勝。勝ちパターンの青山、片山につないだ。抑えはスパイアーが6月に崩れると、先発のラズナーが回って17セーブ。

【1軍登録選手(投手12人、野手16人)】
投手
先発 田 中 岩 隈 塩 見 長谷部 川 井
中継 青 山 片 山 小 山 山 村 佐 竹 井 坂
抑え ラズナー
次点 戸 村 有 銘 川 岸 栂 野 松 崎 土 屋 ヒメネス
故障 永 井 美 馬 藤 原 退団 スパイアー 金炳賢 モリーヨ
野手
捕手 伊志嶺 銀 次
内野 山崎武 内 村 高 須 松井稼 ガルシア 草 野 西 村
外野 聖 澤 中村真 牧 田 鉄 平 横 川 中 島
次点 中 谷 井 野 阿 部 大 広 枡 田 塩 川 楠 城
故障 岩 村 中 川 退団 山崎武 ルイーズ 平 石
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2011年12月10日 (土)

プロ野球戦力分析【ロッテ編・2011終了】

Image1112m 2011シーズン終了後、12球団戦力分析。今回はパリーグ6位の千葉ロッテマリーンズ。昨年“下克上”で制した後、主力が抜けて苦しいシーズンが予想された。故障者も続出し、5月に抹消されたサブロー(選手会長)が6月末へ巨人にトレード。カスティーヨの緊急補強も夏場以降、打線も低迷していった。投手陣も持ちこたえられずにチームは失速。9月は5勝18敗と3位から一気に崩れ落ちた。

【野手編】
Image1112morder 岡田がリードオフマンとして全試合出場で41盗塁。守備範囲の広さは飛びぬけていた。ショートコンバートの荻野貴も再び故障で離脱。来季は再び外野復帰か。後半戦からルーキー・伊志嶺(32盗塁)が1番に起用され、機動力野球を構成。ただ中軸の井口が73打点ながら、夏場1割台で得点できず。パンチ力のある金泰均や大松が1軍に残れず、チームはリーグ50年ぶりの2ケタ本塁打がいない貧打ぶり。5年目・角中が固め打つ場面も見られ、外野の一角を担う。

【投手編】
エース・成瀬は10勝どまり。4年目・唐川が1年間ローテを守り、キャリアハイの12勝。両外国人が故障で機能せず、今年に関しては先発のコマ不足は深刻。3年目・上野、2年目・大谷ではさほど勝ちを計算できなかった。リリーフ陣では、開幕直前に補強したカルロス・ロサ(25H)-薮田(31セーブ)のリレーは比較的安定。力のあるリリーフだった内が故障で後半戦に離脱すると、勝ち負け問わずフル回転していた伊藤(50試合)も9月に故障。左のリリーフも固定できなかった。

【1軍登録選手(投手12人、野手16人)】
投手
先発 成 瀬 唐 川 渡辺俊 上 野 小 野
中継 C.ロサ 伊 藤 吉 見 古 谷 中 郷 大 谷
抑え 藪 田
次点 小 林 木 村 山本徹 山本一 光 原 服 部 阿 部
故障 ペ ン 大 嶺 荻野忠 退団 マーフィー 川 越
野手
捕手 里 崎 的 場 田中雅
内野 カスティーヨ 井 口 今 江 根 元 福 浦 渡辺正 塀 内
外野 岡 田 伊志嶺 角 中 清 田 工 藤 南竜
次点 金 澤 高 口 今 岡 細 谷 早 坂 神 戸 大 松
故障 荻野貴 退団 金泰均
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2011年12月 3日 (土)

プロ野球戦力分析【中日編・2011終了】

Image1111d 2011シーズン終了後、12球団戦力分析。今回はセリーグ1位の中日ドラゴンズ。シーズン途中で落合監督の解任報道が流れた後、9月中旬から23勝5敗の驚異的なペース。最大「10」あった首位スワローズとのゲーム差を10月にひっくり返し、直接対決4連戦で全勝して2年連続優勝。チームは低打率に苦しみながら、持ち前の投手力で接戦を制し、セットアッパーの浅尾がリーグMVP。

【野手編】
Image1111dorder 井端を2番に固定した9月、往年の“アライバ”2人が打率3割超えで、チームは勝率5割付近から急浮上。夏場には故障で離脱した谷繁も10試合連続打点で、一時は5番にまで昇格した。フォーム改造に取り組んだ和田が大不振。目の不調もあり夏場に2軍落ちしたが、10月&CSでは復調。森野、ブランコの中軸も低調に終わり、得点は去年から-120点。故障もあってオーダーが固定できない中、若手では6年目・平田が持ち前のフルスイングで11HR、と今後に可能性。

【投手編】
右の柱・吉見が18勝で最多勝。防御率1点台の内容で寄せ付けず。左のチェンは8勝どまり。故障者続出で先発陣のコマ数が揃わない中、ネルソンが200イニング。後半戦からはソトが先発転向。技巧派左腕がはまり5勝、1点台の内容。故障発生かポストシーズンでは登板なし。リリーフ陣では、故障の高橋聡の代わりに左サイドの小林正が成長。58試合で0.87。さらに浅尾は79試合で0.41とほぼ完璧な内容。岩瀬(700試合、300セーブ達成)へ継投するタイミングは監督ならではか。

【1軍登録選手(投手13人、野手15人)】
投手
先発 吉 見 チェン ネルソン ソ ト 山 井 川 井
中継 浅 尾 小林正 鈴 木 三 瀬 平 井 久 本
抑え 岩 瀬
次点 山 内 伊 藤 岩 田 河 原 武 藤 小 熊 小笠原
故障 朝 倉 山本昌 高橋聡 中田賢 退団 長 峰
野手
捕手 谷 繁 小 田 小 山
内野 ブランコ 井 端 森 野 荒 木 堂上直 佐 伯
外野 和 田 平 田 大 島 小 池 堂上剛 藤 井
次点 松井雅 中田亮 福 田 岩崎達 柳 田 野 本 英 智
故障 退団 水 田 グスマン
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2011年11月27日 (日)

プロ野球戦力分析【ヤクルト編・2011終了】

Image1111ys 2011シーズン終了後、12球団戦力分析。今回はセリーグ2位の東京ヤクルトスワローズ。昨シーズン途中から就任し勝率トップの小川監督。その強さそのままに、前半戦は貯金14、8ゲーム差での首位ターン。夏場に失速しながら、9月には12勝1敗のハイペースで優勝も見えた。しかし10月、ドラゴンズに直接対決で4連敗。引き分けも多く、シーズン大半を首位にいながら、最後で優勝を逃した。

【野手編】
Image1111ysorder 開幕ベンチの畠山が5試合目から4番に定着。23HR、85打点でチーム躍進のキーマンに。ただレフトの守備は厳しく、後半戦はファースト固定。ホワイトセルの仕事場を失ったか。新戦力バレンティンも低打率ながら31発でタイトル。青木も3割を切り、この2人が不振だった夏場は大失速。それでも41歳の宮本が秋口に奮闘。シーズン打率3割、GG賞も獲って苦しいチーム状態を救った。終盤、故障者が続出し、ショートには公式戦未出場の山田、レフトには上田を使う場面も。

【投手編】
石川(10勝)、館山(11勝)の両エースが2ケタ。由規、村中が故障もあって1年間通しては投げきれず。出てきたのが3年目左腕・赤川。後半戦だけで6勝を挙げ、CSでも活躍。リリーフ陣では、ルーキー左腕の久古(52試合)、再契約のバーネットを勝ちパターンに起用したのがはまった。ただ登板過多からか2人とも故障発生。シーズン終盤は、あまり良い場面で投げていなかった松岡がセットアッパー復帰。9月は15試合無失点で抑えのイム(32セーブ)へつなぎの継投を見せた。

【1軍登録選手(投手12人、野手16人)】
投手
先発 石 川 館 山 村 中 赤 川 増 渕
中継 バーネット 松 岡 押 本 久 古 松井光 橋 本
抑え 林昌勇
次点 山本斉 七 条 山本哲 渡 邉 日 高 小野寺 一 場
故障 由 規 退団 石井弘
野手
捕手 相 川 川 本 福 川
内野 畠 山 田中浩 宮 本 川 端 ホワイトセル 森 岡 三 輪
外野 青 木 バレンティン 武 内 飯 原 福 地 上 田
次点 中 村 藤 本 山 田 野 口 宮 出 ユウイチ 松井淳
故障 荒 木 川島慶 退団 ガイエル 濱 中
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2011年11月26日 (土)

プロ野球戦力分析【巨人編・2011終了】

Image1111g 2011シーズン終了後、12球団戦力分析。今回はセリーグ3位の読売ジャイアンツ。開幕直後は節電指令で東京ドームでのホームゲームができず。統一球の影響で前半戦は小笠原、坂本がスランプ。阿部も故障で出遅れ、チーム打率は2割3分と低迷。しかし機動力を織り交ぜながら、投打が噛み合いだすと8月には7連勝で一気に5割復帰。優勝争いには加われなかったが、貯金9でシーズン終了。

【野手編】
Image1111gorder 長野が2年目で首位打者のタイトル。一時は4番も打ったが不発。4番を守り続けたラミレスが故障で連続出場もストップ。緩慢な守備面で狙われた。シーズン終盤は阿部が4番に定着し、チームをAクラスに引き上げた。小笠原が大スランプ&故障で、2000本安打も時間がかかった。サードの外国人は2人共、結果を残せず。シーズン途中、高橋信(日本ハム)、大村(ロッテ)の主力を引き抜いたが、起用に苦しんだ。5月から、4年目・藤村をセカンドで抜擢し28盗塁で初タイトル。

【投手編】
内海が18勝で初の最多勝。ルーキー・澤村も11勝、200イニングで1年間ローテを守った。後半戦はゴンザレスが戦列復帰し、1点台の存在感を見せた。西村健も後半は先発に回って7勝。シーズン当初から抑えに抜擢したロメロが結果を残せず、不振の東野が回されるほど・・・日替わりストッパーで原監督は起用に苦しんだ。4月に一時離脱した山口も本来の調子を取り戻し、久保が後半戦は抑えに起用されると20セーブ。0点台の安定感で勝ちパターンを確立した。

【1軍登録選手(投手12人、野手16人)】
投手
先発 内 海 澤 村 東 野 西村健 ゴンザレス
中継 山 口 高 木 越 智 ロメロ アルバラデホ 金 刃
抑え 久 保
次点 小 野 小 山 野間口 福 田 星 野 マイケル 藤 井
故障 退団 グライシンガー トーレス
野手
捕手 阿 部 実 松 鶴 岡
内野 小笠原 藤 村 古 城 坂 本 亀 井 寺 内
外野 長 野 ラミレス 高橋由 鈴木尚 矢 野 橋 本
次点 加 藤 高橋信 円 谷 大 田 中 井 大 村 松 本
故障 脇 谷 退団 ライアル フィールズ
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2011年11月23日 (水)

プロ野球戦力分析【阪神編・2011終了】

Image1111t 2011シーズン終了後、12球団戦力分析。今回はセリーグ4位の阪神タイガース。統一球の影響で前半戦は打線が低迷。投打のバランスが崩れて6月には借金11まで増えて最下位に転落したが、藤井、関本のスタメン起用でチーム状況が好転。8月末で首位に2.5差の2位まで迫ったが、9月のスワローズとの直接対決で6戦全敗。Bクラス落ちとなり、真弓監督は辞任に追い込まれた。

【野手編】
Image1111torder 新井が93打点でタイトルを獲ったが、波が激しく4番を外される場面も。鳥谷、マートンが2年連続の3割をマークし、リーグトップのチーム打率。手術明けの城島がひざ痛を抱えながら暴投を止めれず、6月に離脱。代わった藤井が守備面で助けた。関本をセカンド、平野をセンターに起用した布陣で夏場は攻勢に。また3年目・柴田が夏場からスタメン起用されるようになり、センターのレギュラー獲りへ。肩痛と戦いながらの金本も.218、12HR。代わりのレフトが出てこなかった。

【投手編】
先発陣では能見(200イニング)、メッセンジャーが共に12勝。故障明けの岩田も9勝で1年間投げぬいた。6月、7月MVPのスタンリッジが後半不調で9勝どまり。6番手の先発ピッチャーが上がってこず、鶴、秋山といった若手を試す機会も少なかった。リリーフ陣ではルーキー・榎田が62試合。久保田、小林宏の「トリプルK」と称された勝ちパターンが不調で崩れる中、貴重な左腕がチームを救った。リリーフ転向の福原のみ1年間フル回転。 抑えの藤川も41セーブで4年ぶりのタイトル。

【1軍登録選手(投手12人、野手16人)】
投手
先発 能 見 メッセンジャ スタンリッジ 岩 田 久 保
中継 榎 田 小林宏 渡 辺 福 原 小 嶋 西 村
抑え 藤 川
次点 藤 原 秋 山 久保田 筒 井 鄭凱文 清 原
故障 安 藤 二 神 退団 下 柳 桟 原
野手
捕手 藤井彰 小宮山 清 水
内野 ブラゼル 平 野 新 井 鳥 谷 関 本 上 本 大 和
外野 マートン 金 本 柴 田 桧 山 俊 介 林威助
次点 岡 崎 森 田 野原将 新井良 浅 井 田 上
故障 城 島 狩 野 退団 葛 城 桜 井
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