カテゴリー「戦力分析:阪神タイガース」の36件の記事

2022年3月21日 (月)

プロ野球戦力分析【阪神編・2022開幕】

22t2022シーズン開幕直前、戦力分析。今回はセリーグ2位の阪神タイガース。昨年はゲーム差なしでリーグ優勝を逃した悔しいシーズン。さらにキャンプイン直前に矢野監督が今季限りでの退任を発表。守護神スアレスがメジャー復帰した事でブルペン陣の立て直しが欠かせない。2年目の佐藤輝を4番に指名し、昨年苦しんだインハイ攻めを克服できれば化ける。

【野手編】
22torder 佐藤輝は打撃改造で空振りが減ってきており、打率アップも期待でき今年は30発を目指す。昨年最多安打の近本が例年春先は不振に苦しみ、今年こそ克服したい。大山がオープン戦不調で得点圏でのキーマンとなり心配。盗塁王の中野は脚の故障から開幕に間に合わせた。昨年20発打ったサンズの抜けた開幕レフトは40歳の糸井が入る。脚の状態も改善されており復活なるか。本命とされたロハスの復調が待たれる。キャッチャーは梅野。FA行使せず残留し、今年は新キャプテン坂本との競争に。

注目選手は、熊谷。攻守で成長が見られ、セカンドでスタメン起用を伸ばせるか。

【投手編】
昨年最多勝で初の開幕投手に指名された青柳がコロナウイルスに感染。代役で藤浪が2年連続の開幕投手に指名。今年も制球難との闘いになる。 ドラフト3位左腕の桐敷(新潟医療福祉大)を抜擢し、先発要員が復帰するまでは苦しい。リリーフ陣は、岩貞・及川が故障で離脱。4年目の湯浅、育成枠の渡邉(ソフトバンク)が首脳陣の期待が大きい。抑えはケラーで曲がりの大きいカーブが武器。来日後、急ピッチで仕上げているが間に合わない場合は左のセットアッパー・岩崎との併用になる。

注目選手は、伊藤将。昨年10勝を挙げてプロ2年目も先発ローテを守り切れるか。

【1軍登録選手(投手14人、野手17人)】
投手
先発 藤 浪 西勇 秋 山 伊藤将 小 川 桐 敷
中継 岩 崎 湯 浅 石井大 齋 藤 渡 邉 浜 地 ガンケル
抑え ケラー
次点 ウィルカーソン アルカンタラ 岩 貞 小 野 小 林 馬 場 岩 田
故障 青 柳 高橋遥 チェン 及 川
野手
捕手 梅 野 坂 本 長 坂
内野 マルテ 糸 原 大 山 中 野 小 幡 木 浪 山 本
熊 谷
外野 糸 井 近 本 佐藤輝 ロハス 島 田 江 越
次点 原 口 植 田 陽 川 板 山 小野寺 高 山 前 川
故障 北 條 井 上
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2021年12月 4日 (土)

プロ野球戦力分析【阪神編・2021終了】

2112t2021シーズン終了、戦力分析。今回はセリーグ2位の阪神タイガース。怪物ルーキー佐藤輝明の活躍で16勝4敗と開幕ダッシュに成功。しかし打線が下降線をたどると後半戦はチームが失速し、最大7ゲーム差あったヤクルトに逆転を許した。リーグ最終戦で優勝の可能性がなくなり、0ゲーム差の2位に終わった。失策数は4年連続12球団ワーストと課題が残る。

【野手編】
2112torder 近本が初の打率3割をマークし、179安打で最多安打のタイトル。佐藤輝の1年目は.238、24本。場外ホームランや1試合3発など前半戦で20本を打つ離れ業を見せたが、59打席ノーヒットの大スランプに陥った。同じくルーキー中野がポジションをつかむと、30盗塁でタイトル獲得。守備範囲の広さを見せた。マルテ(22本)、大山(21本)、サンズ(20本)と4人が20本以上を放ったが、シーズン終盤は苦しんだ。キャッチャーは梅野が130試合出場も、優勝争いのシーズン終盤は坂本にポジションを譲った。

【投手編】
青柳がキャリアハイの13勝で初の最多勝を獲得。秋山は2年連続の10勝。エースの西が本来の調子を取り戻せず6勝どまり。ルーキー伊藤将が1年間先発ローテを守り、10勝をマークしたのが大きかった。リリーフ陣は、セットアッパーの岩崎が44HPも登板過多が目立った。後半戦はアルカンタラがリリーフに回ったが、7回に投げるピッチャーを固定できず。抑えはスアレスが163キロの剛速球を武器に42セーブで2年連続のセーブ王。メジャー移籍が決まり、来季の守護神探しが急務。

【1軍登録選手(投手14人、野手17人)】
投手
先発 青 柳 秋 山 伊藤将 ガンケル 西勇 高橋遥
中継 岩 崎 アルカンタラ 及 川 馬 場 小 川 小 林 齋 藤
抑え スアレス
次点 藤 浪 二 保 西純 岩 貞 石井大 小 野 加治屋
故障 チェン 退団 岩 田 中 田 桑 原 エドワーズ スアレス
野手
捕手 梅 野 坂 本 原 口
内野 マルテ 糸 原 大 山 中 野 木 浪 山 本 植 田
熊 谷
外野 ロハスJr. 近 本 佐藤輝 糸 井 島 田 小野寺
次点 長 坂 小 幡 陽 川 サンズ 板 山 江 越 高 山
故障 北 條 井 上 退団 荒 木 サンズ 俊 介
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2021年3月21日 (日)

プロ野球戦力分析【阪神編・2021開幕】

21t2021開幕直前、戦力分析。今回はセリーグ2位の阪神タイガース。ドラフト1位ルーキー佐藤輝明(近大)がオープン戦ホームラン王の活躍でポジションを獲得。シーズンでも本塁打量産なるか。昨年は伝説のクローザー藤川球児が引退。福留(中日)、能見(オリックス)のベテランがチームを去り、世代交代が進む中で矢野監督は集大成の3年目を迎える。

【野手編】
21torder 佐藤輝は甲子園でも広角に本塁打が打てるパワーが魅力。シーズンでは内角攻めと落ちる球の克服ができれば、4番を打つ大山との強力なクリーンアップが組める。近本は新人から3年連続の盗塁王を目指すが、リードオフマンとして出塁率アップが課題。今年のサンズはファーストも兼任となり、新外国人が合流すると再び競争になる。ドラフト6位の中野(三菱自動車岡崎)が開幕1軍入り。攻守に定評があり二遊間で出場機会をうかがう。キャッチャーは梅野が順調な仕上がりで全試合出場を狙う。

注目選手は、佐藤輝。新人から厳しい攻めが予想されるが30本を狙える逸材。

【投手編】
昨年1勝の藤浪が初の開幕投手に抜擢。投球フォームも変えて復活を目指す。エース西は体調不良で調整が遅れたが開幕に間に合わせた。チェン(ロッテ)の状態が上がらず、ドラフト2位の伊藤将(JR東日本)が開幕ローテ入り。リリーフ陣は、岩崎が今年もセットアッパーを担う。ドラフト8位の石井大(高知)が球威のある投球で勝ちパターンに加わるか。エドワーズの活躍も優勝争いには欠かせない。抑えはスアレス。160キロを超える速球で相手をねじ伏せる。

注目選手は、藤浪。少しずつ安定感を取り戻しており1年間ローテを守りたい。

【1軍登録選手(投手14人、野手17人)】
投手
先発 藤 浪 西勇 秋 山 青 柳 ガンケル 伊藤将
中継 岩 崎 石井大 岩 貞 桑 原 加治屋 小 野 小 林
抑え スアレス
次点 チェン 西純 岩 田 馬 場 小 川 谷 川 エドワーズ
故障 高橋遥 中 田 鈴 木 守 屋 合流前 アルカンタラ
野手
捕手 梅 野 坂 本 原 口
内野 マルテ 糸 原 大 山 木 浪 陽 川 山 本 中 野
植 田
外野 サンズ 近 本 佐藤輝 糸 井 板 山 江 越
次点 長 坂 北 條 熊 谷 小 幡 中 谷 高 山 島 田
故障 井 上 合流前 ロハス
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2020年12月10日 (木)

プロ野球戦力分析【阪神編・2020終了】

2012t2020シーズン終了、戦力分析。今回はセリーグ2位の阪神タイガース。2勝10敗と開幕ダッシュに失敗したが、1ヶ月も経たずに借金返済に成功。9月下旬に飲食店でコロナウイルスの集団感染により10選手が大量離脱したが、緊急昇格した藤浪がチームを救った。2年連続のAクラスも巨人戦に大きく負け越して独走を許した。伝説のクローザー藤川球児が現役引退。

【野手編】
2012torder 大山がキャリアハイの28本85打点を放ち、開幕ベンチから4番の座を勝ち取った。近本は2年目のジンクスに陥ったが、次第に打撃を取り戻して.293。2年連続の盗塁王。新外国人のサンズが勝負強い打撃で中軸を担ったが、シーズン終盤は内角攻めに苦しんで不振に陥った。ボーアは規格外の飛距離を放ちながら17本に終わり退団。外国人トリオの先発は6試合だった。今年は糸原が相次ぐ故障とコロナウイルスの離脱で63試合の出場に終わったのが響いた。キャッチャーは梅野が97試合出場にとどまり、わき腹の負傷もあった。

【投手編】
西が3年連続2ケタ勝利となる11勝。防御率のタイトル争いにも加わった。秋山も復活して11勝をマーク。エース候補の高橋遥が左肩の故障で出遅れて5勝。リリーフ陣は、エドワーズが故障で期待された活躍ができず、岩崎がセットアッパーで22HP。シーズン途中から岩貞がリリーフ転向。さらに集団感染の緊急事態で藤浪が球団新の162キロで代役セットアッパーを担った。抑えはスアレスが25セーブで初タイトル。藤川球児は開幕からセーブ失敗で245セーブで現役引退。

【1軍登録選手(投手14人、野手17人)】
投手
先発 西勇 秋 山 青 柳 高橋遥 藤 浪 ガンケル
中継 岩 崎 エドワーズ 岩 貞 馬 場 桑 原 能 見 小 川
抑え スアレス
次点 ガルシア 岩 田 中 田 齋 藤 望 月 伊藤和 谷 川
故障 才 木 守 屋 島 本 退団 ガルシア 能 見 藤 川
野手
捕手 梅 野 坂 本 原 口
内野 ボーア 糸 原 大 山 木 浪 小 幡 陽 川 植 田
外野 サンズ 近 本 糸 井 福 留 高 山 中 谷 島 田
次点 長 坂 北 條 熊 谷 上 本 荒 木 江 越 井 上
故障 マルテ 退団 ボーア 上 本 福 留 伊藤隼
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2020年6月 9日 (火)

プロ野球戦力分析【阪神編・2020開幕】

20t2020シーズン開幕直前、戦力分析。今回はセリーグ3位の阪神タイガース。矢野監督1年目の昨年は最終盤の6連勝でAクラスに滑り込んだが、得点力不足は深刻。外国人枠の問題があるが、今年は球団初の外国人クリーンアップを組む可能性もある。故障者が多く出ているが投手陣の層は厚く、今季の過密日程を戦い抜く上で有利に動けば上位進出が見えてくる。

【野手編】
20torder 昨年打率3位の糸井がリードオフマンに座るが、手術明けでひざの状態との戦いになる。盗塁王の近本が今季は2番に入り、得点力アップを狙う。新外国人のボーアが大砲候補として期待されるが、対左投手の攻略が課題。サード争いはマルテが攻守でリードしており、昨年4番を打った大山は外野の練習を開始して出場機会をうかがう。糸井、福留は休ませながらの起用で特に右打者の活躍が欠かせない。キャッチャーは梅野が一歩リードしているが、レベルの高い競争ができている。

注目選手は、マルテ。選球眼も良く2年目の今季は一気に飛躍する可能性を持つ。

【投手編】
昨年10勝の西が2年ぶり、移籍後としては初の開幕投手。メッセンジャーが引退して投手陣の柱として期待がかかる。オープン戦では秋山が好調でひざ痛を克服して球威が戻ってきた。新外国人のガンケルはサイド気味からのクセ球で好不調の波が激しいのが気がかり。リリーフ陣は、エドワーズ、スアレス(ソフトバンク)の2人を勝ちパターンとして期待。昨年フル回転した岩崎、島本が戻るまでは助っ人に頼らざるを得ない。抑えは藤川球児。日米通算243セーブで名球会入りを早く決めたい。

注目選手は、飯田。春先から球威がアップしており移籍3年目で1軍定着なるか。

【1軍登録選手(投手14人、野手17人)】
投手
先発 西勇 青 柳 秋 山 岩 貞 ガルシア 飯 田
中継 エドワーズ スアレス 能 見 守 屋 谷 川 小 川 高 野
抑え 藤 川
次点 ガンケル 中 田 岩 田 望 月 浜 地 小 野 斎 藤
故障 高橋遥 藤 浪 才 木 岩 崎 島 本 桑 原
野手
捕手 梅 野 坂 本 原 口
内野 ボーア 糸 原 マルテ 木 浪 大 山 上 本 北 條
植 田 陽 川
外野 福 留 近 本 糸 井 高 山 江 越
次点 長 坂 熊 谷 小 幡 荒 木 中 谷 サンズ 島 田
故障
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2019年11月 3日 (日)

プロ野球戦力分析【阪神編・2019終了】

1911t2019年シーズン終了、戦力分析。今回はセリーグ3位の阪神タイガース。ルーキー近本、木浪のキナチカコンビで機動力の片りんを見せたが、 得点力不足は深刻。Bクラス濃厚の中、残り6試合全勝で逆転CSを勝ち取った勢いでファイナルへ進出したが力尽きた。失策数は12球団ワーストの102で足を引っ張った。メッセンジャー、鳥谷敬の主力が今シーズンでチームを去る。

【野手編】
1911torder 近本がリーグ新人記録の159安打、36盗塁で盗塁王。肩は強くないが補殺数もリーグトップ。大砲候補の大山は14本でチームトップ。開幕から我慢して4番起用し続けたが、8月に降格。守備にも影響して最多の20エラーを喫した。新外国人のマルテは脚に不安を抱えながら12本と物足りない結果。リーグ3位の打率(.314)を残した糸井だが、8月に足の負傷で離脱。福留が両脚を負傷しながら5年連続の2ケタ本塁打。キャッチャーは梅野がサイクル安打も記録し、2年連続のGG賞を獲得。走攻守で数字を伸ばした。

【投手編】
西が移籍1年目で10勝。シーズン終盤の5連勝でCS進出に貢献した。4年目の青柳が初の規定投球回に到達して9勝。ただガルシアが先発で3勝と振るわず。終盤はリリーフで3勝を挙げて適正を見せた。リリーフ陣は、6人が50試合以上登板。防御率は12球団トップで右のジョンソンが42HP、左の岩崎が29HPとフル回転の活躍。1軍経験の少ない島本、守屋も急成長を遂げた。抑えはドリスが19セーブ。外国人枠の都合で7月に降格すると、藤川球児が16セーブで日米通算243セーブ。

【1軍登録選手(投手13人、野手16人)】
投手
先発 西 青 柳 高橋遥 ガルシア 岩 貞
中継 ジョンソン 岩 崎 ドリス 島 本 能 見 守 屋 浜 地
抑え 藤 川
次点 岩 田 秋 山 望 月 谷 川 高 野 桑 原 藤 浪
故障 小 野 才 木 退団 メッセンジャ 高橋聡
野手
捕手 梅 野 坂 本 原 口
内野 マルテ 糸 原 大 山 木 浪 北 條 上 本 鳥 谷
植 田
外野 福 留 近 本 高 山 中 谷 陽 川
次点 岡 崎 小 幡 熊 谷 荒 木 島 田 江 越 俊 介
故障 糸 井 退団 鳥 谷 ソラーテ ナバーロ
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2019年3月17日 (日)

プロ野球戦力分析【阪神編・2019開幕】

Image19t 2019年シーズン開幕直前、戦力分析。今回はセリーグ6位の阪神タイガース。17年ぶりの最下位に終わり、金本監督は引責辞任。昨年2軍で日本一に輝いた矢野新監督が就任。機動力を活かした積極的野球でチーム再建を託された。FAで西(オリックス)、ガルシア(中日)の補強に成功して投手王国が整いつつあるが、貧打解消がチーム浮上のカギになる。

【野手編】
Image19torder 木浪(Honda)、近本(大阪ガス)の新人コンビが1,2番で開幕を迎える。ドラフト1位の近本は50m5秒8の俊足を武器に盗塁王を狙う。最も熾烈なショート争いは開幕後も続き、鳥谷、北條との併用になる。3年目の大山が4番に入り、昨年11発からの長打力アップがチームの浮沈を担う。長距離砲として獲得したマルテの調整が遅れており、ミート力のあるナバーロが起用される見込み。貧打が解消できないと外国人野手2人起用も。キャッチャーは梅野、坂本が再び競争に。

注目選手は、鳥谷。不振で連続試合出場が止まり、契約最終年で進退を懸ける。

【投手編】
メッセンジャーが5年連続の開幕投手で今年は外国人枠から外れる。新加入の西、ガルシアと3人がエース格として2ケタ勝利を期待される。復活を目指す藤浪は制球難を克服できず初の2軍スタート。監督期待の才木、望月が出遅れたが選手層は厚い。リリーフ陣は、新外国人のジョンソンがテンポの良い投球でセットアッパーとして期待。さらに能見、桑原が安定すればゲーム終盤は盤石となる。抑えは今年もドリスが任される見込みで、状態次第では藤川球児の起用も。

注目選手は、西。打者のコーナーを突く制球力を武器にセリーグへ挑戦。

【1軍登録選手(投手13人、野手16人)】
投手
先発 メッセンジャ 西 ガルシア 岩 貞 青 柳 秋 山
中継 藤 川 ジョンソン 能 見 桑 原 飯 田 石 崎
抑え ドリス
次点 藤 浪 才 木 馬 場 岩 田 望 月 浜 地 守 屋
故障 小 野 高橋遥 岩 崎 伊藤和
野手
捕手 梅 野 坂 本 岡 崎
内野 ナバーロ 糸 原 大 山 木 浪 鳥 谷 上 本 北 條
外野 福 留 近 本 糸 井 中 谷 高 山 伊藤隼
次点 長 坂 森 越 植 田 陽 川 板 山 江 越 俊 介
故障 原 口 マルテ
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2018年11月10日 (土)

プロ野球戦力分析【阪神編・2018終了】

Image1811t 2018年シーズン終了、戦力分析。今回はセリーグ6位の阪神タイガース。金本監督が3年目の集大成として挑んだシーズンだったが、主砲・ロサリオが外角攻めに大苦戦。9月までAクラス争いに残ったが、疲れの見えた投手陣が打ち込まれて17年ぶりの最下位に終わり、金本監督は引責辞任。主力の不振だけでなく、大雨や台風による順延にも悩まされたシーズンだった。

【野手編】
Image1811torder 糸井が途中から4番に入り右足骨折を抱えながら打率3割、22盗塁をマーク。2年目の糸原が唯一の全試合出場。リードオフマンとして高い出塁率を残した。同じく2年目の大山が不振に陥ったが、9月は1試合3発を含む打率4割を残した。昨年20発の中谷も不振で、5年目の陽川が1軍定着。勝負強さを武器にチーム3位の48打点を残した。5月末に鳥谷の連続試合出場がストップしたが、終盤にはショート復帰し再起をかける。キャッチャー梅野が初の規定打席到達、強肩を武器に初のGG賞を受賞。

【投手編】
メッセンジャーが11勝ながら肩の不安があり夏場に勝てなかった。来季は日本人枠での起用になる。高卒2年目の才木が150キロの速球とフォークを武器に6勝。制球に苦しむ藤浪(5勝)が9月に3勝を挙げて復活の兆し。リリーフ陣は、能見が6月からリリーフに転向して防御率0点台の大活躍。一躍左のセットアッパーに。昨年の登板過多が影響して岩崎、高橋聡、マテオが不振。球児が勝ちパターンに入り、2年ぶりのセーブも。抑えはドリスが32セーブの一方で7敗。突如の乱調から打ちこまれた。

【1軍登録選手(投手12人、野手16人)】
投手
先発 メッセンジャ 岩 貞 小 野 才 木 藤 浪
中継 藤 川 能 見 桑 原 岩 崎 望 月 岡 本
抑え ドリス
次点 秋 山 岩 田 青 柳 高橋聡 伊藤和 谷 川 尾 仲
故障 石 崎 高橋遥 退団 マテオ モレノ
野手
捕手 梅 野 坂 本 原 口
内野 陽 川 糸 原 大 山 北 條 鳥 谷 森 越 植 田
ナバーロ
外野 福 留 中 谷 糸 井 伊藤隼 俊 介
次点 岡 崎 山 崎 熊 谷 板 山 高 山 江 越 島 田
故障 上 本 退団 今 成 ロサリオ 西 岡
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2018年3月18日 (日)

プロ野球戦力分析【阪神編・2018開幕】

18t 2018年シーズン開幕直前、戦力分析。今回はセリーグ2位の阪神タイガース。金本監督の3年目は優勝に“挑む”シーズンになる。大砲の新外国人・ロサリオを獲得し、今年こそ外国人が活躍なるか。昨年、5人が60試合以上に登板して優勝争いに貢献した鉄壁リリーフ陣の回復具合が気がかり。オープン戦では攻守ともに低調で苦しい開幕を迎えることになる。

【野手編】
18torder 鳥谷が2年連続のコンバートで今年はセカンドに挑戦。上位で高い出塁率を期待されるが、大和(DeNA)のFA流出も重なり二遊間の守備範囲が狭まる点が懸念される。昨年は新人で4番も座った大山が侍ジャパンにも選出され、サード定着なるか。2年目のジンクスにはまれば、内野陣は苦しくなる。新外国人のロサリオは外角の変化球攻めに苦しんでいるが、飛距離は十分。センター争いは高山、中谷、俊介の併用でベテラン福留の休養を与えながらの起用になる。

注目選手は、糸原。鋭いスイングと勝負強さが持ち味で、ショート定着なるか。

【投手編】
メッセンジャーが4年連続の開幕投手を務めるが、キャンプで肩の違和感を訴えており球威に不安が残る。昨年12勝の秋山、ベテラン能見まではローテ確定。2年目の小野、才木、新人左腕の高橋遙(亜大)が好調をアピールしているが、先発陣は未知数。リリーフ陣は、桑原、マテオの勝ちパターンは健在でここに石崎が加われるかどうか。オープン戦で高橋聡が打ち込まれているが、勝負所のワンポイントに期待。抑えはドリスが右ひじの張りを訴えており、開幕当初の連投は難しいか。

注目選手は、藤浪。制球難の克服を目指して苦しんでいるが、復活に期待。

【1軍登録選手(投手12人、野手16人)】
投手
先発 メッセンジャ 秋 山 能 見 藤 浪 小 野
中継 桑 原 マテオ 高橋聡 石 崎 藤 川 岩 崎
抑え ドリス
次点 岩 貞 青 柳 才 木 岩 田 松 田 高橋遥 モレノ
故障
野手
捕手 梅 野 坂 本 原 口
内野 ロサリオ 鳥 谷 大 山 糸 原 上 本 西 岡 山 崎
外野 福 留 高 山 糸 井 中 谷 俊 介 伊藤隼
次点 岡 崎 北 條 森 越 植 田 荒 木 陽 川 江 越
故障
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2017年11月26日 (日)

プロ野球戦力分析【阪神編・2017終了】

Image1712t 2017年シーズン終了戦力分析。今回はセリーグ2位の阪神タイガース。FAで加入した糸井の活躍もあり、5月には首位に浮上したが、今年もカープの勢いを止めれず。後半戦は2位で追走するも、9月のカープとの直接対決3連敗でペナントは決し、シーズンは2位で終えたが、CS第1ステージで敗退。昨年ブレイクした若手が伸び悩んでおり、来シーズンは再び競争になる。

【野手編】
Image1712torder 鳥谷が.293と復活して今季コンバートしたサードでゴールデングラブ賞を受賞。新加入の糸井は度重なる故障に悩まされながら、.290、21盗塁と中軸を担い、シーズン途中でライトへコンバート。福留も休養を入れながら主軸の働きを果たした。今年活躍したのは7年目の中谷で初の規定打席に到達して20本をマーク。ドラ1ルーキーの大山(7本)と来季は4番争いに。監督期待の北條が不振に陥り、ショートは新人の糸原が66試合。スイッチ転向で.280までミート力を上げた大和(100試合)が攻守で活躍したが、FA宣言で流出の可能性も。

【投手編】
メッセンジャーが右足骨折で途中帰国したが、11勝でCSに間に合わせた。今年は8年目の秋山がブレイクして12勝。制球力の良さも光った。藤浪が危険球退場から調子を取り戻せず、まさかの3勝。来季は復活をかける。リリーフ陣は5人が60試合以上登板する新記録。桑原が監督の抜擢に応えて勝ちパターンに入ると、動くストレートとスライダーを武器に大活躍。43HPでマテオと2人が最優秀中継ぎのタイトル。抑えはドリスがピンチに弱い所もありながら37セーブで初のタイトルで161キロもマーク。

【1軍登録選手(投手12人、野手16人)】
投手
先発 メッセンジャ 秋 山 能 見 岩 貞 小 野
中継 桑 原 マテオ 高 橋 藤 川 岩 崎 石 崎
抑え ドリス
次点 岩 田 メンドーサ 藤 浪 青 柳 松 田 榎 田 メンデス
故障 横 山 退団 安 藤 高 宮
野手
捕手 梅 野 坂 本 岡 崎
内野 大 山 上 本 鳥 谷 大 和 原 口 森 越 糸 原
外野 福 留 中 谷 糸 井 俊 介 高 山 伊藤隼
次点 長 坂 北 條 植 田 新井良 荒 木 陽 川 江 越
故障 西 岡 横 田 退団 ロジャース キャンベル 狩 野
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