戦力分析【巨人編・09終了】
セリーグ戦力分析。今回は1位の読売ジャイアンツ。2008年末のジャイアンツの戦力を青で、現在の戦力を赤で表しています。投打ともにリーグトップの数字を残し、圧倒的なチーム力を見せ付けた。チームの連敗も今季は「3」どまりで、故障者も少なかった。チームも崩れることもなくシーズン89勝と独走。リーグ3連覇を成し遂げ、7年ぶりの日本一の座に。
【野手編】
小笠原、ラミレスの2人が今年は3割30本100打点超え。阿部も32発と打ちまくった。20歳の坂本が5月から1番に座り、3割18本をマーク。育成出身の松本も粘り強い打撃と持ち味の俊足で、2番センターを奪取。亀井が手薄なファーストも守るようになり、キャリアハイの25発と打ちまくって、すっかり5番の座に。ベテランの谷も少ない出場機会を勝ち取り、打率3割3分をマーク。不振を極めたイ・スンヨプもCSから合流し、日本シリーズも下位ながら大当たり。【投手編】
スワローズから移籍したゴンザレスが外国人枠の関係で5月から1軍昇格すると、15勝2敗とチームの柱に。グライシンガーは13勝ながら、シーズン終盤にひじ痛を訴え、ポストシーズンは投げれず。新加入のマイケル中村(日本ハム)は良い仕事ができなかったが、越智、山口のWセットアッパーは今年もフル回転。クルーンが2度離脱した間は、抑えも務めた。オビスポや木村正など、若手もしっかり育ってきており、あと1枚左の中継ぎが出てくれば今後も手強い。
【1軍登録選手(投手12人、野手16人)】
| 投手 | |||||||
| 先発 | 内 海 | ゴンザレス | 高橋尚 | 東 野 | オビスポ | ||
| 中継 | 山 口 | 越 智 | 豊 田 | 藤 田 | 木村正 | 野間口 | |
| 抑え | クルーン | ||||||
| 次点 | 金 刃 | M.中村 | 久 保 | 福 田 | 栂 野 | 古 川 | 深 田 |
| 故障 | グライシンガー | 西村健 | 木佐貫 | 辻 内 | 解雇 | 歌 藤 | バーンサイド |
| 野手 | |||||||
| 捕手 | 阿 部 | 鶴 岡 | 加 藤 | ||||
| 内野 | 小笠原 | 脇 谷 | 古 城 | 坂 本 | 寺 内 | 木村拓 | 大 道 |
| 外野 | ラミレス | 亀 井 | 松 本 | 谷 | 鈴木尚 | 工 藤 | |
| 次点 | 星 | 小田嶋 | 李承燁 | 大 田 | 中 井 | 隠 善 | 加治前 |
| 故障 | 高橋由 | 矢 野 | 解雇 | アルフォンゾ |
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セリーグ戦力分析。今回は2位の中日ドラゴンズ。2008年末のドラゴンズの戦力を青で、現在の戦力を赤で表しています。昨オフに投打の主力が抜け、下馬評では決して高くなかったが、2位につけてくる所はさすがはオレ竜野球。ただ9月は1位、3位ともに大差となり、目標を失ったか。その一方で、立浪、井上の強力代打陣が引退し、世代交代へ。
アライバの二遊間コンバートこそ失敗したが、1~3番の勝負強さは例年以上。3人とも得点圏で3割4分と驚異の打率で、三塁に固定(でも25エラー)した森野と新戦力・ブランコは100打点超え。39発の破壊力で、ウッズの抜けた穴を充分カバー。後ろの和田も29発とパンチ力が戻り、得点力もアップ。下位ではスイッチの4年目・藤井がほぼ3割を残し、打撃開眼。強肩俊足でセンターラインを固めた。課題は控え選手の底上げか。内野では福田、外野では平田、ルーキー・野本に注目。
セリーグ戦力分析。今回は3位のヤクルトスワローズ。2008年末のスワローズの戦力を青で、現在の戦力を赤で表しています。投打が噛み合い、前半戦は巨人を追走して2位キープ。ただ8月以降、貯金14から借金10まで急降下。し烈なAクラス争いを演出してしまったが、最終盤での7連勝でAクラスを勝ち取った。CSでのインフル続出が悔やまれる。
前半戦好調のチームとは逆に青木が絶不調。しかし後半戦は4割近い打率で、最後は4番に座り、3割に乗せた。FAで来た相川を要とし、ディフェンス面も強化。福地の2年連続盗塁王や、デントナ(21本)、ガイエル(27本)の両外国人が活躍したのもポイントだが、やっぱり宮本か。9月は3番にも座り、レギュラー全員が故障状態でも、手を骨折しながらショートも守るなど、チームを支え続けた。緊急昇格した2年目・鬼崎が攻守ともに良く、来季はショートでレギュラーも。
セリーグ戦力分析。今回は4位の阪神タイガース。2008年末のタイガースの戦力を青で、現在の戦力を赤で表しています。開幕前から故障者多発で苦しんだ真弓新監督。7月末、最大13.5差あった3位スワローズを猛追し、9月には大逆転。勝率5割を下回る3チームの激しいCS争いを演出したが、最後の直接対決で惨敗。シーズン最終戦で4位が確定した。
前半戦は中軸のバランスが崩れ、金本が孤立と共に低迷。前後のオーダーもいじった末、後半戦は戻したのが逆に成功。鳥谷は初の20発に到達し、新井も82打点と最悪の状態から持ち直し。途中入団のブラゼルが両足の爆弾がありながら、フルスイングで存在感。チーム浮上のキッカケになった。今年は故障の矢野が夏場まで戻れず、狩野が120試合以上マスクをかぶり、リード面も成長。ただチーム全体のエラーも4割増、勝負所でのバント失敗が目立ったのも今後の課題。
セリーグ戦力分析。今回は5位の広島東洋カープ。2008年末のカープの戦力を青で、現在の戦力を赤で表しています。新球場での機動力野球を狙ったが、打力、得点力が共にダウン。チーム打率が大幅に落ち込み、シーズン中の助っ人緊急補強で巻き返したが及ばず。ブラウン監督も集大成でのぞんだシーズンだったが、3チームのし烈なCS争いで最後は力尽きた。
球場が広くなった分、栗原に負担がきたか。得点圏で.240と4番の仕事ができなかった。途中加入のフィリップスは夏場から当たり出したが、本職外のレフト守備は目をつぶれないほど。もし来季もいるなら、1塁か3塁で使いたい。手の骨折で一時離脱したものの、天谷が3割をマークし、時には3番も打った。ただペナント終盤、赤松のスタミナ切れが響いたか。内野では小窪、外野では末永が打撃面で伸びてきており、今後に注目。5年ぶりに失策が100となり、ディフェンス面も課題になる。
セリーグ戦力分析。6位の横浜ベイスターズからスタート。2008年末のベイスターズの戦力を青で、現在の戦力を赤で表しています。昨季94敗からの巻き返しを図ったが、3月のWBCで主砲村田が負傷し、開幕絶望。投手陣崩壊で、5月には大矢監督が解任。結局、シーズン93敗と大きく負け越し、田代監督代行も1軍解任。現時点で新監督も決まっていない。
内川は今年も3割をキープしたが、チームは.239と低打率。男・村田が2度の故障離脱があり、25発どまり。もう1人の大砲・吉村も一時は1番を打ったりと、調子も上がらなかった。ジョンソンも24発ながら低打率で解雇。キャッチャーもFAで来た野口(阪神)を使わず、ルーキー・細山田を起用。田代監督下では武山と、相川の抜けた後の捕手育成も課題。成長株は5年目・藤田。二遊間の守備範囲が広く、打撃も向上。4月の引退報道でくすぶった仁志のポジションを一気につかんだ。
12球団戦力分析。今回はセリーグ1位の読売ジャイアンツ。2008年末のジャイアンツの戦力を青で、現在の戦力を赤で表しています。シーズン後半の圧倒的な強さで逆転、リーグ2連覇を達成した原監督。WBC世界一の実績で監督としても新境地に。現状にとどまることなく、M・中村(日本ハム)の補強もかなりの脅威。下馬評では圧倒的優位か。
高橋由が故障で開幕に間に合わないが、迫力十分の打線が完成。ラミレスも日本人扱いとなり、去年出遅れた李がオープン戦大当たりで手が付けられない。テスト入団のアルフォンゾも守備に難があるが、アベレージを残してくる。開幕は亀井、鈴木の1,2番で、スイッチの鈴木による機動力を活かした攻撃が今年もできるかがカギ。足だけでは工藤(日本ハム)、松本も引けをとらず、チャンスをもらえそう。実質2年目の坂本が飛躍できるかどうかにも注目したい。
12球団戦力分析。今回はセリーグ2位の阪神タイガース。2008年末のタイガースの戦力を青で、現在の戦力を赤で表しています。歴史的V逸から今季にかける真弓新監督。道頓堀から出てきたカーネルサンダースの呪いなのか、春先から主力選手の相次ぐ故障で、苦しいスタートになる。Aクラスに入る底力は持っており、優勝争いに付いていきたい。
オープン戦で好調の鳥谷が3番スタート。手術明けの金本、念願のサードコンバートながら腕痛を抱える新井。2人の状態が戻れば、昨年以上の攻撃力が見込める。新井は20発は打って欲しい。問題は6番のライト競争で、オープン戦では誰も結果を残せず、前を打つ新井との勝負を避けられると非常に苦しい。メンチ(ブルージェイズ)もどこまで我慢できるか。手術明けの矢野も2軍スタートで、野口(横浜)も移籍。ポスト矢野と称される若手捕手の活躍がチームのカギを握る。
12球団戦力分析。今回はセリーグ3位の中日ドラゴンズ。2008年末のドラゴンズの戦力を青で、現在の戦力を赤で表しています。エース・川上(ブレーブス)、主砲・ウッズ、中村紀(楽天)がチームを放れて、ここだけを見れば大幅な戦力ダウンに。04年リーグ優勝時のような、60人を超える1軍登録といった大胆な若手起用で個々の戦力アップを狙う。
目玉は「アライバ」のコンバートか。守備自体の対応は問題ないが、両選手ともに体調に不安を抱えており、3年目・岩崎達や2年目・谷の若手育成も見すえた戦いになる。4番候補のブランコ(ロッキーズ2A)も飛距離十分ながら、変化球に対応できるか。内容次第では和田(3割16本)の4番や1塁も有り得る。オープン戦では、俊足強肩の4年目・藤井が急成長。スイッチ転向で苦手な打撃面で打率4割と猛アピール。野本(日本通運)とのセンター争いを制した。
12球団戦力分析。今回はセリーグ4位の広島東洋カープ。2008年末のカープの戦力を青で、現在の戦力を赤で表しています。去年はドラゴンズとし烈なプレーオフ進出争いをペナント終盤まで演出。今シーズンは外野の両翼が広くなった広島新球場で、ブラウン監督が鍛え上げた機動力野球が発揮できれば、一気に優勝争いに割って入ってくる。
今シーズンは1~3番までに足の早いバッターを配置。3番は梵と天谷の併用が予想されるが、トップを打つ赤松の体力が落ちなければ、かなりの脅威。備わってきた機動力を活かして、4番の栗原(103打点)につなげたい。石井(横浜)も三遊間のサブとして、出場機会をもらえそう。梵、小窪がもたついていると一気にレギュラー奪取へ。オフにひじを手術した嶋もオープン戦で復調気配。パンチ力のあるルーキー・岩本(亜大)に注目していたが2軍スタートに。

