プロ野球戦力分析【ロッテ編・2011終了】
2011シーズン終了後、12球団戦力分析。今回はパリーグ6位の千葉ロッテマリーンズ。昨年“下克上”で制した後、主力が抜けて苦しいシーズンが予想された。故障者も続出し、5月に抹消されたサブロー(選手会長)が6月末へ巨人にトレード。カスティーヨの緊急補強も夏場以降、打線も低迷していった。投手陣も持ちこたえられずにチームは失速。9月は5勝18敗と3位から一気に崩れ落ちた。
【野手編】
岡田がリードオフマンとして全試合出場で41盗塁。守備範囲の広さは飛びぬけていた。ショートコンバートの荻野貴も再び故障で離脱。来季は再び外野復帰か。後半戦からルーキー・伊志嶺(32盗塁)が1番に起用され、機動力野球を構成。ただ中軸の井口が73打点ながら、夏場1割台で得点できず。パンチ力のある金泰均や大松が1軍に残れず、チームはリーグ50年ぶりの2ケタ本塁打がいない貧打ぶり。5年目・角中が固め打つ場面も見られ、外野の一角を担う。
【投手編】
エース・成瀬は10勝どまり。4年目・唐川が1年間ローテを守り、キャリアハイの12勝。両外国人が故障で機能せず、今年に関しては先発のコマ不足は深刻。3年目・上野、2年目・大谷ではさほど勝ちを計算できなかった。リリーフ陣では、開幕直前に補強したカルロス・ロサ(25H)-薮田(31セーブ)のリレーは比較的安定。力のあるリリーフだった内が故障で後半戦に離脱すると、勝ち負け問わずフル回転していた伊藤(50試合)も9月に故障。左のリリーフも固定できなかった。
【1軍登録選手(投手12人、野手16人)】
| 投手 | |||||||
| 先発 | 成 瀬 | 唐 川 | 渡辺俊 | 上 野 | 小 野 | ||
| 中継 | C.ロサ | 伊 藤 | 吉 見 | 古 谷 | 中 郷 | 大 谷 | |
| 抑え | 藪 田 | ||||||
| 次点 | 小 林 | 木 村 | 山本徹 | 山本一 | 光 原 | 服 部 | 阿 部 |
| 故障 | ペ ン | 大 嶺 | 内 | 荻野忠 | 退団 | マーフィー | 川 越 |
| 野手 | |||||||
| 捕手 | 里 崎 | 的 場 | 田中雅 | ||||
| 内野 | カスティーヨ | 井 口 | 今 江 | 根 元 | 福 浦 | 渡辺正 | 塀 内 |
| 外野 | 岡 田 | 伊志嶺 | 角 中 | 清 田 | 工 藤 | 南竜 | |
| 次点 | 金 澤 | 高 口 | 今 岡 | 細 谷 | 早 坂 | 神 戸 | 大 松 |
| 故障 | 荻野貴 | 退団 | 金泰均 |
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