井川が変わった。涙の完投勝利で7連勝!

勝利打点:シーツ⑪
サンテレビで完全中継。今日の先発は井川(中8日)、広島・ロマノ。初回、シーツの併殺打で3人で攻撃終了となると、ここから1回りパーフェクトに抑えられる苦しい展開。対する井川も低めを丁寧につく投球で序盤は投手戦の様相。
4回、先頭の関本がヒットで出塁すると、バッターはシーツ。インコースを狙い打つかのように、体を大きく開きフルスイング。レフトスタンドへの19号2ランで先制!金本が2塁打で続くと、今度は濱中。アウトコース高めに浮いた変化球をライトスタンドへ特大の19号2ラン!さらに鳥谷、矢野と続く6連打の猛攻。試合を優位に進めます。
5回、先頭の赤星がヒットで出塁。盗塁のチャンスでしたが、4点リードながら関本がバント。2死後、金本がレフト線へのタイムリー2塁打で貴重な追加点。これで勝負アリでした。
制球良く、好投を続ける井川。ストレート、スライダーのコンビネーションが最近目立ちましたが、今日はアウトコースへの逃げるチェンジアップで空振りを多く取れていました。8回、1死満塁から森笠のショートゴロ併殺崩れの間に1点を失いますが、高めに浮くシーンはほとんどなかったです。
3アウトを抑え、井川がベンチに戻る時にダッシュで帰って行く姿勢・・・今まで見られなかった所ですね。1回から9回までこの姿勢を続け、最終回の投球ではゲームセットを前にすでに涙。チームが神がかり的な勝ち方を続けるなか、ここ何試合か納得いく結果を残せず、心に期する物があったのでしょう。
今日の試合の採点表(75点が基準) | ||
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シーツ 金本 濱中 井川 | |
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関本 鳥谷 矢野 | |
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赤星 | |
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藤本 | |
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一方パリーグでは日本ハムがマジック「1」で迎えた最終戦でレギュラーシーズン1位通過を決める勝利!そして新庄が背番号1を返上するサプライズ。パリーグにも変更が公認され、阪神入団当初の「63」をつけ登場。ゲーム終了後、引退セレモニーでタイガース時代の雄姿も(涙)
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コメント
阪神と中日は、それぞれ橋本捕手と福田捕手を指名しましたが・・・
それは矢野と谷繁という捕手の高齢化が進んできたからというのがあるというのを今日高校野球の特集で読みました。
やはり世代交代というか・・次世代を担う有能な若い選手はいるんですね。(特に捕手)
捕手出身の監督は野村、古田、伊東の3人だけですかね。
そこに行くと成長しそうだと思います。(あんま変わらないかな;)
話変わって、今日の井川は最高でした。
効果的な三振のとり方、打席でもわざと三振しないで振。9月の負けはすべて井川の試合でしたっけ(?)
自分だけがチームの勢いに乗れていないという思いもあったでしょうね。
今日の井川を見て、中日戦の最終戦に出てくれないかな~と思ってしまいました。
投稿: ある | 2006年9月28日 (木) 00:02
あるさんへ
捕手の育成ってホントに難しいそうですよ。リード面に関しては実戦を通して勉強しないといけませんし、若いうちからそんなに出場機会も多くないですし。
タイガースなら浅井選手。ベンチで自分ならどうするとリードを考えている話は星野監督時代からよく耳にしますね。
井川の涙をファンはどうとらえるか…。最近3試合のふがいない内容を悔いていたと思いたいですね。
投稿: PJ. | 2006年9月28日 (木) 22:25