球児、3イニングの執念も・・・ドローで夏のロードへ。
サンテレビで完全中継。今日の先発は安藤(中15日)、ヤクルト・石川。初回、関本のバント失敗(小フライ&守備妨害)ながら、金本が右中間への強い当たり!タイムリーで1点を先制。シーツの併殺打でここは1点どまり。しかし、直後の2回、1死2,3塁のピンチを背負い、2死後、米野のポテンヒットで同点。4回にも、米野にレフト線へタイムリー、捕球の際に金本(3回にスーパーキャッチも)が後ろに少しそらしてしまうエラーも。
1点を追うタイガースは4回、先頭の濱中が2塁打で出塁すると、金本が内角高めを引っ叩きライトポール際へ物凄いファール。見極めて四球で歩くも、後続が凡退で2死。ここで鳥谷、外角への変化球にバットを軽く出して、巧みなセンター前タイムリーで同点!
6回、1死から初めての連打を許した安藤。矢野の好プレイで牽制死で2死とするも、疲れの見えたところでまたしても米野。猛打賞となる一打はレフトフェンス直撃の2塁打。フェンスの上でボールが転がり、必死に処理する金本の姿も。上位打線を抑えていただけに、米野にはいずれも甘く入ってしまいました。後続は鳥谷のファインプレイで切り抜け。
点をとられたら取り返す。6回ウラ、濱中がやや差し込まれ気味ながら、打球はレフトスタンドへ同点アーチ!勢い乗る7回、1死2塁のチャンスで代打・林が登場すると、左の高井にスイッチ。即、町田が出るとストレートの四球で満塁。見かねた古田監督は高津投入。赤星、代打・桧山と凡退し、あと一本が出ず・・・無得点。
安藤が7回を投げきり、リリーフ陣を襲う魔の7回をしのぐと、8回からはウィリアムス。リグスの右中間への特大の当たりを赤星がジャンプ一番!フェンスに激突しながらもボールをこぼさず大ファインプレイ!延長戦となり、10回から球児が3イニング登板。代打・オレ(古田)とのストレート勝負は見事でした。
10回、先頭の赤星が四球を選ぶと、途中出場の片岡。苦しみながらも(普段やらない)バントを決め、1死2塁。2死後、金本が敬遠されてしまいシーツ凡退(泣)11回、1死2塁。7番手・丸山貴が暗くてサインが見えずゲームを何度も止めてしまい、見かねた古田監督が投手交代。そして、2死3塁で球児をそのまま打席へ送る始末。岡田監督も12回のリスクを感じたのでしょう。「勝つ」より「負けない」にこだわったのは情けない。
同点の最終回、あと1人から「球児」コールの大歓声。フルカウントからラロッカを三振に斬ってとり、1,2塁のピンチをしのいだ球児・・・3イニングの代償は大きい。
今日の試合の採点表(75点が基準) | ||
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濱中 ウィリアムス 藤川 | |
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金本 鳥谷 | |
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町田 浅井 安藤 | |
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赤星 桧山 片岡 秀太 | |
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シーツ 矢野 関本 藤本 | |
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OUT 中村泰広投手(期待がかかる2度めの先発も5回3失点とゲームを作れず。)
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