戦力分析【オリックス編・’05終了】
2005年公式戦全日程も終了。順に戦力分析を紹介していきます。今回はパ4位のオリックスバファローズ。グラフは2004年末のブルーウェーブの戦力を青で、そして現在のバファローズの戦力を赤で示してみました。機動力野球ながら投壊でチームを去った伊原監督に代わり、名将・仰木監督のマジック炸裂。し烈なプレーオフ争いで力尽きたものの、近鉄の選手も合わさり、飽和したメンバーを巧みに起用。
【野手編】
後半戦になって、ガルシアの眠っていた打棒が爆発しチームを盛り上げたものの、やはり谷選手の大不振が痛すぎる。開幕直前の故障が響き、1年を通して不振が続き、3割バッターの常連だった面影もなく、苦しいシーズンだった。そして、主力選手であるリードオフマン・村松やムードメーカー・北川も低調に終わった。規定打席到達者で3割バッターがいないのが象徴か。グラフを見たうえでも、野手面に関しては、全ての面で平均を下回っている。【投手編】
JP(パウエル)&ケビン(バーン)の近鉄組がローテを回し、川越と三本柱を組んだ。夏前には再雇用の吉井が先発ながら、5回前後までならゲームを作れる粘投で仰木マジックぶりを見せた。リリーフ陣では、広島から移籍した菊地原が71試合と往年のタフネス復活。抑え役の山口が交流戦で清原の頭部に当ててしまい離脱したが、3年目の加藤、5年目の大久保が故障から復活し、競ったゲームを締める活躍を見せたことで、防御率を2点近く引き下げた。
【1軍登録選手(投手12人、野手16人)】
| 投手 | ||||||
| 先発 | JP | 川 越 | ケビン | 吉 井 | 光 原 | |
| 中継 | 萩 原 | 加 藤 | 菊地原 | 香 月 | 吉 川 | 歌 藤 |
| 抑え | 大久保 | |||||
| 次点 | 本 柳 | スチュワート | 山 本 | ユウキ | 相 木 | 山 口 |
| 野手 | ||||||
| 捕手 | 日 高 | 的 山 | ||||
| 内野 | 北 川 | 水 口 | 阿部真 | 後 藤 | 塩 崎 | 牧 田 |
| ブランボー | 平 野 | |||||
| 外野 | 谷 | 村 松 | ガルシア | 大 西 | 早 川 | 下 山 |
| 次点 | 鈴 木 | 五 島 | 相 川 | 塩 谷 | 迎 | 坂 口 |
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