戦力分析【中日編・08開幕】
セリーグ開幕直前、戦力分析。最終回は昨シーズン2位(でも日本一)の中日ドラゴンズ。2007年末のドラゴンズの戦力を青で、現在の戦力を赤で表しています。福留(カブス)のメジャー流出に伴い、和田(西武)をFAで獲得したものの、人的補償でセットアッパー・岡本を放出した代償は大きい。オレ竜の守り勝つ野球にわずかなほころびが。【野手編】
キャンプ中に骨折した森野が開幕に間に合ったのが救いか。7番からスタートし、落合監督の考える3番に早く定着したい。和田(西武)も打率2割8分&20発前後を期待したいが、近年の勝負弱さが今年はどうなるか?状態次第で前を打つウッズ(昨年リーグ1位の19敬遠)へ支障が出る。昨年まで鉄壁の外野陣を形成していたが、今年のレギュラーを見ると厳しい。開幕直前で荒木の調子が上がらず、井端も五輪予選での故障が再発している。スタートダッシュは難しいか。【投手編】
山井がオープン戦の故障で出遅れたが、先発4枚は固定。中田、朝倉の状態が不安定だが、2ケタは勝つだろう。残り2枚を山本昌(通算193勝)ら4人が争う状況で、競争に敗れても今年はロングリリーフで待機するケースも多くなる。抑えの岩瀬も被打率が上がってきているが、それよりもつなぎ役が足りないのが課題。岡本が抜けた中、平井だけでは物足りなく、ついに8年目・中里にもチャンスが回ってきた。故障持ちだが、150キロを超えるストレートで1軍定着を狙う。
【1軍登録選手(投手12人、野手16人)】
| 投手 | |||||||
| 先発 | 川 上 | 中 田 | 朝 倉 | 小笠原 | 吉 見 | 山本昌 | |
| 中継 | 平 井 | 鈴 木 | 高橋聡 | 小 林 | 中 里 | ||
| 抑え | 岩 瀬 | ||||||
| 次点 | チェン | 川 井 | 浅 尾 | 石 井 | 菊 地 | ネルソン | 山 内 |
| 故障 | 山 井 | 久 本 | 長 峰 | クルス | |||
| 野手 | |||||||
| 捕手 | 谷 繁 | 小 田 | 清水将 | ||||
| 内野 | ウッズ | 荒 木 | 中村紀 | 井 端 | 立 浪 | デラロサ | 西 川 |
| 外野 | 和 田 | 李炳圭 | 森 野 | 英 智 | 藤 井 | 上 田 | |
| 次点 | 柳 田 | 澤 井 | 新 井 | 森 岡 | 堂上剛 | 平 田 | 井 上 |
| 故障 |
| 固定リンク | コメント (2) | トラックバック (0)

セリーグ開幕直前、戦力分析。今回は昨シーズン1位(CS敗退)の読売ジャイアンツ。2007年末のジャイアンツの戦力を青で、現在の戦力を赤で表しています。ヤクルトからラミレス、グライシンガー。横浜からクルーンも獲得し、巨額の投資で投打の補強を重ねた。史上最強の布陣で挑む今年こそ、クライマックスシリーズ突破、日本一へ原監督もスキなし?
昨年204安打のラミレスが主軸に座り、破壊力満点の打線にさらに厚みが増した。レフト守備に注目が集まるが、逆にセンターに回された谷の方が不安。内容次第で、鈴木尚や矢野などに代えられる可能性が高い。また、小笠原、李、二岡と手術明けで万全ではないレギュラーも多く、サブメンバーの活躍ぶりもペナント争いに影響しそう。高卒2年目・坂本の打撃センスを評価し、本職のショートではなく開幕セカンドでスタート。交流戦まで持つか?五輪期間のゴンザレスが不気味。
セリーグ開幕直前、戦力分析。今回は昨年3位の阪神タイガース。2007年末のタイガースの戦力を青で、現在の戦力を赤で表しています。自慢のリリーフ陣「JFK」の登板過多が気になるが、今年は先発陣が復活の兆しを見せている。野手ではFAで新井(広島)を獲得し、金本との師弟コンビが復活。長年の得点力不足を今年こそ解消したい。
赤星が1番に復帰し、平野(オリックス)との1,2番で機動力野球を狙う。新戦力・新井に頼るのは酷だが、持ち前の勝負強さに期待したい。ひざの手術明けとなる金本も本調子にはほど遠く、肩を手術した林威助が復帰する6月まで持ちこたえたい。首脳陣から復活を待ち焦がれる今岡がオープン戦でスランプに陥り、状態次第で降格も。ライト争いはフォード(ツインズ)の調子が上向きで、出塁率を残して欲しい。下位を打つ鳥谷もポイントゲッターとして、チームの浮沈を担う。
セリーグ開幕直前、戦力分析。今回は昨年4位の横浜ベイスターズ。2007年末のベイスターズの戦力を青で、現在の戦力を赤で表しています。守護神・クルーン(巨人)の流出で、今季は外国人投打合わせて6人体制でのぞむが、それぞれ跳びぬけた能力も見当たらず、大矢監督の“やりくり”もポイント。整備が遅れると一気に投手陣崩壊の可能性もある。
基本線は佐伯と吉村の守備位置をコンバートしたくらいで、大きく変わらず。二遊間を守るベテラン2人の衰えもあり、どちらも守れるジェイジェイ(アスレチックス)を獲得。サブからのスタートだが足もあり、レギュラー奪取も狙える。外野陣では小関(巨人)、大西(オリックス)を獲得し、日替わりオーダーでうまくつながるか?故障からの復帰となる正捕手・相川の状態も万全ではない。薬物疑惑で物議をかわしたビグビー(ブレーブス)も故障で出遅れているが、レギュラー保証はない。
セリーグ開幕直前、戦力分析。今回は昨年5位の広島東洋カープ。2007年末のカープの戦力を青で、現在の戦力を赤で表しています。黒田(ドジャース)、新井(阪神)と投打の柱が抜け、ここ数年で最も苦しい戦いシーズンになる。投打いずれも緊急補強を施した3年目のブラウン監督は、若手主体のメンバーで機動力野球でAクラス入りをかける。
新井に代わる4番は栗原が座る。勝負を避けられなければ、3割30発も狙える。問題は1,2番の出塁率で、オープン戦では赤松(阪神)、天谷の俊足コンビをテスト。振りが大きいのがネックか?アレックスも長打力が落ちてきており、ベテランの前田智や嶋、緒方にもポジションは与えられておらず、逆に若手中心のオーダーを組んでも、得点力が上がる気配もない。新外国人・シーボルもオープン戦で調子が上がらず、未だホームラン0。2軍で調整中の廣瀬が意外とキープレイヤーになりそう。
セリーグ開幕直前、戦力分析。昨年6位の東京ヤクルトスワローズからスタート。2007年末のスワローズの戦力を青で、現在の戦力を赤で表しています。ラミレス、グライシンガー、石井一に藤井、と主力がごっそり抜け、古田PMも引退。高田新監督のもとで再始動する。日本ハムGMとして、築き上げた機動力野球を両翼が広くなった新神宮の芝で活かしきれるか?
キャンプで故障し出遅れたが、チームの顔となった青木が今季3番に座ることで、1,2番の出塁率もポイント。高田監督は3年目・川島慶(日本ハム)をリードオフマンに指名。俊足でミート力もあり内外野も守れるので、福地(西武)や飯原より一歩抜き出た形。福川を除き、足の使える選手がズラッと並んでおり、いやらしい野球が出来ればAクラスも見えてくる。ラミレスが巨人に移籍し、去年故障に泣いたリグスを4番に指名したが、少し厳しいか。ポスト宮本も育てながらのシーズンになる。
パリーグ開幕直前、戦力分析。今回は昨年1位の北海道日本ハムファイターズ。2007年末のファイターズの戦力を青で、現在の戦力を赤で表しています。守りの野球で2年連続パリーグ制覇を果たすも、ヒルマン監督がチームを離れ、“いてまえ打線”で近鉄をリーグ制覇させた梨田監督へ。チーム事情に合わせた采配ができるかどうかに今シーズンはかかってくる。
セギノールに代わりスレッジが入団したが、4番としては長打力不足。チームのホームラン数はさらに激減する可能性も。森本、田中賢、稲葉の1~3番は健在で、中軸の出来がカギになってくる。バント重視のヒルマン野球からエンドランの割合も増やそうとする梨田采配も、今後大きく左右してきそう。リリーフキャッチャー・中嶋を起用せずゲームに挑むのも多くなることが予想され、武田久&マイケルに対してのリード面にも注目。交流戦の期間中にでも、中田翔(大阪桐蔭)の1軍デビューが見たい。